確定拠出年金をシンプルに
皆様の勤務先に確定拠出年金は導入されていますでしょうか?
私の勤務先も夫の勤務先も導入されているのですが、企業型確定拠出年金の運用方法をきちんと理解している人って会った事無いです。
夫ももちろん理解出来ていないので、実質私が運用しています。
聞かれた時に簡単に教える事はあるのですが、私の説明が下手なので理解して貰えないですね・・・。
勤務先でおそらくセミナーをやってくれるはずなので、年齢別や性格別にオススメされた運用方法で運用するのも良いのですが、もうセミナー資料残っていない方も資料見てもわからない方も多いと思います。
今回は実にシンプルにオススメ運用方法を説明させて頂きます。
確定拠出年金で選ぶべき商品
確定拠出年金は常陽銀行さんのHPから説明を引用させて頂いたところ下記の説明になります。
企業があらかじめ決まった掛金を拠出することから「確定拠出」と呼ばれています。
退職時の給付額をあらかじめ決め企業が運用責任を負う「確定給付」に対し、拠出された掛金を加入者が自らの責任において管理・運用を行う点が特徴です。
会社によっては、加入者が企業からの掛金に任意で上乗せ拠出をすることができる「マッチング拠出」が認められている場合もあります。
「個人型確定拠出年金」同様、様々な税制優遇を受けることができます。
確定拠出年金は常陽銀行さんのHPから説明を引用させて頂いたところ下記の説明になります。
・・・分かりづらい方の為に。
勤務先が毎月老後資金を出してくれるので好きな運用商品を選んで下さいね~。
年金増やしたい人は毎月上乗せできるところもありますよ。
運用で増えた分の税金かからないし、上乗せした分の税金安くなりますよ。
という事になります。
運用商品ですが、大きく分けて
①ほとんど増えないけれど絶対に減らない元本保証の商品(銀行の定期預金みたいなもの)
と
②増えるかもしれないし減るかもしれないリスクある商品
があります。
導入された時点で50代の方は前者を勧められる事が多く、20代の方は圧倒的に後者を勧められるはずです。
ちなみに私は30代から開始ですが、後者のリスクある商品でしか運用していません。
①は複数あっても低金利時代ですので、どの商品を取ってもほとんど同じです。
②は複数の商品から選択しなくてはならないのですが、この選択肢は是非とも下記のどちらかのみ選んで頂きたいです!
■バランス型商品(出来れば全世界株式)
■インデックス国内株式・インデックス海外株式・国内債券・海外債券の4種類
理由は詳しく書くと書ききれないのでシンプルに伝えると、確実に増える可能性が高いからです。
おそらくインデックス型とアクティブ型どちらも選択肢にあると思いますが、必ずインデックス型を選択しましょう。
インデックスはシンプルゆえに手数料が圧倒的に安く、こちらのほうがほぼ間違えなく資産が増えます。
私の確定拠出年金
私は
②増えるかもしれないし減るかもしれないリスクある商品
の中で
■インデックス国内株式・インデックス海外株式・国内債券・海外債券の4種類
で運用しています。
バランス型は放置出来るのでラクチンですが、おそらく上記の方が資産を増やせる可能性が高いと思っているからです。
私の運用比率です。
バランス崩れ気味ですが、
インデックス国内株式35%
インデックス海外株式35%
国内債券15%
海外債券15%
の割合で毎月運用しています。
元本の減るリスクは12.51%と少々高めではありますが、60歳あたりから毎月5万円を80歳あたりまで受け取るつもりなので問題無いかと思っています。
シミュレーション予測だと、運用がうまくいかなくても元本よりも上回るようです。
受取がまだまだ先で上がったり下がったりを繰り返しながら、トータルは増えていく予測となっています。
投資信託だと増えた分から20.315%も税金が引かれますが、確定拠出年金は税金かかりません。
受取は条件によっては税金がかかりますが、積み立て分は全額控除になるのでそれ以上に現役での所得税・住民税を多くカット出来ます。
私も夫もマッチング拠出で最大金額まで積立しているのですが、全て控除対象です。
・・・上手に説明できているかわかりませんが、節税や豊かな老後の為に是非とも上記の商品へ切り替えしてみてはいかがでしょうか。
企業型確定拠出が導入されていない方はiDeCodで積立が出来ます。