子どものお小遣い
現在小学生の子どもを育てているのですが、お小遣いを貰っている友達が増えてきました。
自分で自由に使えるお小遣いってワクワクしますよね。
私は昔からお金の計算が大好きだったので、お小遣い帳を几帳面に記録していました。
今は、家計簿さえ付けていないズボラですが(笑)。
でも、我が子にはお小遣いを渡していません。
お小遣い制は一長一短だと思っていまして、我が子にとってベストを模索した結果お小遣い制を導入しない事にしました。
今回はその理由を書かせて頂きます。
キャッシュレス時代に現金を持たせるのはナンセンス
我が子はニュースはかなり理解出来ていて、政府も世の中もキャッシュレス決済が進んでいる事を認知しています。
スマホはまだ持たせていないのでスマホ決済はまだ出来ないとはいえ、キャッシュレス時代なのに子どもだからと現金を持たせるのはナンセンスではないかと思っています。
またコロナ感染予防の為、現金ではなく電子マネーを推奨しているお店もあります。
子どもにも協力する姿勢を出したほうがいいでしょう。
現金は極力持たないようにさせたいので、最低限の現金と1000円ほどチャージした子ども用交通系ICカードを持たせています。
交通系ICカードは履歴で、無駄遣いはすぐ確認出来ます。
実際に私もキャッシュレス決済がほとんどなので、毎月お小遣いを用意しなくて済むので楽しています。
お小遣い制が人付き合いを妨げるから
私自身は小3あたりから中3の2月までお小遣い制で育ちました。
高校合格してからすぐにお小遣いは廃止され、生活費を稼ぐ為バイト三昧。
しかもうちは貧乏だからという理由で、他の友達よりもずっと少ないお小遣いでした。
そのせいで、友達と出かけた時に自分だけアイスや飲み物が買えずみじめな思いを何度もしましたし、友達の誘いを断る事が多かったです。
子どもには絶対に同じ思いをさせたくないし、お金がないせいで友達と遊ぶ貴重な機会を失う事は勿体ないと思います。
友達も気を遣ってしまいますよね。
遊びに行くときはその時に必要な分+αを持たせますし、近所の公園程度の外出なら水筒と友達に配る小分けされたおやつを持参させています。
今のところ無駄遣いはほとんどありません。
お金の大切さはお小遣い以外でも教える事が出来るから
お小遣い制でお金の使い方を磨く事が出来る考えの方も多くいらっしゃると思います。
一理あると思いますし、実際お小遣いを上手にやりくりしている子も多いでしょう。
でも、いざお小遣い制で育った日本の大人のお金の使い方はどうでしょうか?
家賃と変わらないと不動産屋さんに言われるままに買った身分不相応な家、支払総額が高いのに月々そんなにかからないからとダラダラとローン払いの車、それらの支払いが大変だからと残り物を詰めたお弁当と水筒を持ってすし詰めの電車で通勤するサラリーマン。
もちろん、お小遣いもわずか。
みんなお金の使い方が上手ならカードローンのCMをバンバン流すほど儲かっていないはずです。
お金の正しい知識はお小遣い制だけでは学ぶことは出来ません。
お小遣い制が悪いわけではありませんが、お小遣い以外でもお金の事をもっと教えるべきだと思っているのでお金の本を一緒に読んで教えています。
いかがでしたでしょうか。
まだまだ子育て中段階なので、この方法で我が子が正しい金銭感覚を持てるかどうかはわかりません。
親子にとってベストな方法を探してみるのが良いかもしれません。