貧しくても豊かになりたい

家庭の事情で低学歴で不自由に育った就職氷河期時代の低所得夫婦 好きな事や教育費にお金をかけつつ心を豊かにする生活を心がけています

 

 

資産公開⇒2024年4月資産公開 某製薬会社株購入

家計簿公開⇒共働き世帯年収900万円家庭 夫婦+中学生3人家族の家計簿 

資産を持つメリット⇒資産3500万円超えで変わった考え方や行動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主婦(主夫)が三食ごはんを作るのはいかに大変か

 

本・家族の勝手でしょ!読んで思う事

f:id:YU-RI-A:20210402222158p:plain

 

私の大好きな本を紹介させて頂きます。

 

「家族の勝手でしょ!」です。

 

面白すぎて図書館で2度も借りてしまいました。購入して保存しようかしら・・・?

 

 

家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇

家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇

  • 作者:岩村 暢子
  • 発売日: 2010/02/19
  • メディア: 単行本
 

 この本は首都圏に在住する子どもを持つ主婦120人の食事データから見る食生活事情を毒々しく(?)書かれているもので、1週間3食全てを写真撮影して調査されているそうです。

 

2010年に出版された本ですが、数年前から調査されたからか共働きは少ないようですが、取り上げられているものはフルタイムワーママの私よりもかなり面白い食事内容でした。

 

■調査初日はちゃんとしているが、最後の方になるといい加減な食事になっている

(最終日をわざと忙しいであろう平日に設定しているそうです)

■具無しの麺類等一日の中野菜がほとんどない事によって便秘を引き起こしている

■食事がお菓子やカップ

■凝った家庭料理は実家依存

■加工食品や出来合いの弁当等がずっと続く家庭

■野菜なしの冷食だらけの幼稚園弁当

■箸を正しく使えない子ども達

■外食で子どもが騒ぐのもお構いなし

■子どもの習い事が忙しいから・忙しいからと料理をほとんど作らない

■空腹が待てない子ども

■欠食する子ども

■主婦の豪華ランチ

■ネット依存で時間が無くなり食事作りを手を抜く

■平日もろくに作らないのに休日もフードコートや買った総菜・弁当で済ます

■子どもだけで食事させて大人はゆっくりと一人で食べる

■ダイニングテーブルが物置になっていて家族全員座れない

 

ざっくりまとめると上記の通り。

 

著書によると、これらの家庭がわずかではなくかなりの割合いたそうです。

 

全てあてはまっている家庭はないものの、重複している家庭はあるかもしれませんね。

 

むしろちゃんと作り続けた家庭の方はほとんど無いようです・・・。

 

 

 

保育園の先生方に褒められていた理由が少しわかりました

YURIA家は、子どもが1歳の時からフルタイム共働きなので保育園に通園させて頂いていました。

 

乳児はアレルギー反応等何かあった時の為か、朝ごはんと晩ごはんの内容と食べた時間を毎日連絡帳に書いて提出しなくてはなりませんでした。

 

YURIA家は実家も頼れなかった事もありかなり長時間預けていたほうで、親の忙しさは園内でもトップクラスだったと思います。

 

そんな中でも時短調理を研究し、毎日何とか作っていました。

 

毎日こんなレベルですが▼

 

【朝食】6時40分

青汁入り牛乳

ミニトマト

ゆで卵

トースト

 

【夕食】19時30分

ふりかけご飯

豚肉の生姜焼き

キャベツと人参のサラダ

味噌汁(玉ねぎ・人参・かぼちゃ・キャベツ・わかめ)

牛乳

 

フルタイムですしかなりの頻度で残業もしていたので、朝は早く夜は遅いのはどうか勘弁を・・・。

 

レンジ調理も駆使して時短調理しまくりだし、朝早起きして夕食作っていました。

 

正直なところ総菜を買いに行く時間さえもないし、子どもが出来合いの総菜が美味しくないと食べないので毎日手作りでした。

 

こんな献立ですが、保育園内では圧倒的に出来ていたそうで違うクラスの保育士さんにも注目されていたそうです。

 

こんなレベルでなぜ?とさりげなく聞いたのですが、個人情報の観点から他の家庭の献立は聞けませんでした。

 

この本を読むと納得。

 

我が子は夫に似て昔から行儀がよく食べ方もきれいなのですが(そんなに厳しく躾していないのに・笑)、同じ保育園の同級生と外食すると他の子はみんな騒いでいましたね・・・。

 

我が子は苦手な物も何でも食べますが、他の子は好き嫌いもめちゃくちゃありました。

 

しまいには持ち込んだお菓子を食べて食事を早々に終わらせる子も・・・。あり得ない・・・。

 

我が子以外みんなうるさくて、店員さんに注意された事も少なくありません。

 

(我が子だけちゃんとしているような記載ですが、本当に本当なのです・・・)

 

専業主婦のママ友の中では息抜きと称してしょっちゅう外食ランチしている人もいますし、私がLINE開くとほとんどその方がいつもオンラインになっているを見るとスマホ依存なんじゃないかと疑ってしまいます・・・。

 

そして、自分の実家でしょっちゅうご飯を食べている人もいます。

 

身近にもあてはまっている人はいなくもない・・・納得。

 

 

 

でも分からなくもない 三食作るのは大変

世の主婦(主夫)をディスってしまいましたが、こうなってしまうのも凄くわかります!

 

わが家が食事作りを頑張っているかのように書いていますが、やっぱりフルタイム勤務のワンオペ育児には疲れ切ってしまっていて、公園に連れて行ってあげられていませんでした・・・。

 

週末は溜まった家事と通常の家事と買い出しでほとんど終わってしまって、公園に行く体力は残っていません。

 

今思えば、もう少し食事作りを手抜きにして多少家がゴミ屋敷になってでも公園に連れて行くべきだったか考えてしまいます。

 

共働きが当たり前の海外では、三食ちゃんと作る文化なんてないそうですし、家事も夫婦でシェアする環境が当たり前になっています。

 

日本でも専業主婦がほとんどいない地域では、祖母が家事全般して、父母は外での仕事に専念するのが当たり前なんだそう。

 

昔は今ほど家電製品が充実していませんでしたが、地域みんなで子育てをしていましたし、親も同居で親が食事を作ってくれたりとか子育てや家事をシェアしていましたよね。

 

今は核家族で住み、夫は家庭と両立出来ないほど長時間働かされ、母は子どもの面倒をつきっきりで見ながら家事もしなければならない。

兼業主婦だったら、家にいるわずかな時間で子育てと家事もこなさなくてはならない・・・。

 

そりゃパンクしますって!!

 

■ご飯を作らなくても責められない社会

■子育てが孤育てにならない社会

長時間労働させない社会

 

これらは早急に日本に取り入れるべきではないでしょうか・・・。

 

 

「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす (光文社新書)

「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす (光文社新書)

  • 作者:佐光紀子
  • 発売日: 2017/11/16
  • メディア: 新書
 

 

▼読んでいただき有難うございます。クリックして頂けますと幸いです。

 

 

にほんブログ村 株ブログ 主婦投資家へ
にほんブログ村

 


女性投資家ランキング