私の年収が低い事は過去の記事で何度か書かせて頂いています。
年収が低い理由は
■家庭の事情で低学歴
■就職氷河期が重なり新卒から低収入で買いたたかれている
■20代で結婚→出産→ワンオペ育児なのでキャリアが積めなかった
■実家サポートなしのワンオペ育児だったので正社員に転職が難しい
です。
若干言い訳も入っていますが、新卒が決して恵まれたスタートではないし、勤務可能時間に制約もあるので現在の大手企業で契約社員でフルタイムが限界です。
仕事は楽しいし満足していますが、年収欄に300万円未満の数字しか書いたことが無いので、社会価値の低さを痛感していました。
今は、投資家としてそこそこ成功(?)しているので気にならなくなってきましたが、年収の低さが貧しさの象徴のようで年収が高ければ高いほど幸せなんだろうなとずっと思っていました。
でも、それを大きく覆す本に出会いました。
年収90万円でハッピーライフ です。
大人気で気になっていて、やっと読むことが出来ました!
私の購入したのは文庫本で中身がぎっしりと詰まっていました。
年収900万円ではなく90万円です。
決して実家暮らしやヒモではなく、一人暮らしをされていて、実際の生活の内容も赤裸々に書かれています。
内容は簡単にまとめるとこんな話です。
■著者は高卒で気づけば周りは進路が決まっていて自分だけ決めていなかった
■上京して都心部でルームシェアしながら、ブラックバイトをこなしていた
■東京多摩地区の家賃2万8千円(5畳ワンルーム・ロフト付き)に引っ越し
■自分のやりたい生活スタイルと追及した結果週2日勤務で年収90万円になった
■好きな事で生きていくではなく、嫌な事で死なない という考え方
■食生活は基本自炊で質素 300円/日
決して節約の本ではなく、自分らしい生き方を考えさせらる一冊で大人気なんだそう。
新品で買ったのですが、刷りたてが届きびっくりしました。
再版を繰り返しているようです。
著者は高卒で能力が低いような事を謙虚に書かれていますが、文章力・観察力・語学力にとても優れていてこの本をますます面白くさせていたからこそ沢山売れたのだと思っています。
ちなみに、実際多摩地区で一人暮らし用の物件を探してみたのですが、普通に相場通りでした。
大学が多いエリアなので、大学生向けの物件かと思われます。
学校を出て、社会人になるのが当たり前
大学出て大企業に就職するのが親の理想
人付き合いも大事にしなければならない
周りに合わせなければならない
・・・それでみんな幸せで理想の人生なのかな?
いろいろ考えさせられました。
ちなみに私も、社会人になって親や目上の人が言っている事を素直に聞いていたのですが、歳を取るにつれひねくれて(?)色々方向転換をしている事に気が付きました。
■我慢するのが美徳
→生産性のない我慢は不要 時には逃げる事の必要
■貯金は現金でコツコツ貯める事が大事
→日本の物価が世界的に見て下落しているのだから自殺行為 投資すべき
■大企業に就職すれば安泰
→大学に行ける状況にしなかったのは親なのにどの口が言う
■頑張れば給料上がる
→上がりません。(今の会社は交渉なしでも勝手に上げてくれますが)
学生時代は(人と接する事がない研究系の仕事に就きたくて)理系だったのですが、今は社会が圧倒的に楽しいです。
読書すればするほど、世の中を知りたくなります。
生きていろいろな人生を経験するうちに、好きな事ややりたい事って変わるのですね。
今の人生に疲れている方、幸せってなんだろうと疑問に思っている方はぜひ読んでみて下さい!
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