アパート暮らし
YURIA家は夫婦+小学生の子ども1人の3人暮らしで、住まいは築約20年の軽量鉄骨のアパート住まいです。
同級生の中では最下位クラスの狭さですが、特に大きな不満はなく利便性も抜群。
共働き家庭はもちろんの事、専業主婦家庭でももっといい物件に住んでいるので、子どもには申し訳ないな･･･と思いつつも、長く住んでいます。
周囲にはどんな家庭に見えているのかわかりませんが、まさか資産を約3000万円保有しているとは思ってもいないでしょう。
私はほぼ毎日家にいるので(テレワークの為、自宅でフルタイム勤務)、私が働いていないと思われているかもしれません。
たしかにYURIA家は収入や資産に対しても住居費コストは抑えめです。
住居費だけでなく、様々な事に対してもコストを上げるような事はしていません。
人間の欲望は止まらなくなる
給料が上がったら今まで買っていた食べ物や洋服をランクアップさせたり、もっと広い家に住んだり、車のグレードをUPさせたりする方も多いと思います。
全てを格上げする事は難しくても、出費が増える行動を起こしたくなります。
それが楽しみで仕事を頑張る活力になる方もいらっしゃるでしょう。
給料ではないのですが、保育料や幼稚園代が無償になった途端、幼児の習い事を増やした家庭は多いというニュースも見ました。
でも、それではいつまでもお金が増えませんし、もし何かをきっかけに失業したり、給料カットになった時、一度覚えた贅沢をランクダウンする事は心理的に難しく元の生活には戻りにくいのです。
私自身、年収200万円近くで一人暮らししていた貧相な食生活には戻れません。
子どもがいる家庭や近所とそれなりに交流している家庭だと、家を売却してボロボロの賃貸物件に同じ学区内で引っ越し･･･というのはなかなか勇気のいる事でしょう。
高級車からボロボロの車に買い替えも勇気がいると思います。
うちは大手企業の正社員だから大丈夫と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、終身雇用は崩壊し、年功序列の時代も終わりつつあります。
クビにされるかもしれないし、クビにならなくても給料激減になる可能性は十分にあります。
実際に私の夫は昨年失業し、年収200万円ダウンしました。
年収ダウンする前にカツカツの生活をしていたら･･･と思うとゾッとします。
必要な事にはお金は使うけれど生活の質を上げなかったおかげで、生活水準を問題なくキープ出来ているのです。
一番は家族一緒に過ごせること
私は今の家族が大好きです。
優しくて付き合っている時から大好きな夫、夫に似て優しくて友達の沢山いるわが子。
家ではくだらない話で盛り上がって(時には知的な話もしますが)、一緒にいると安心します。
･･･といいつつ、よく怒っている私ですが(汗)。
家族一緒に楽しく過ごせているのであれば、家は雨風しのげれば十分だし(ゴキブ●が出る物件は困るけど)、車も走れば十分。
外食するお金がなくても、家で栄養のある食事が出来れば十分。
子どもがやりたい事させてあげられるお金があれば十分。
レジャーに行けなくても、家で読書したりお金のかからない楽しみも色々ある。
大金を手にすると贅沢を覚えてその大金を解かした後破産する人もいるようですが、私は絶対に変わらないです。
多分仕事を続けるし、下手したらアパート暮らしのままかもしれません。
質素な暮らしの中で、時々カフェで美味しいコーヒーを飲んだり、成城石井でちょっといい食材を買って食べたり、ちょっといいワインを飲んだり･･･そんなささやかな幸せが私を満たしています。
この記事を書こうと思ったきっかけの本です。
私は3億円手にしても家族と一緒に平和に過ごす事が最優先でしょう。
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