貯金がある人と無い人
以前、貯金があるメリットについての記事を書かせて頂きました。
今回は、その続編というか別の角度からお話させて頂きたいと思います。
下記の通り、金融資産非保有は全国で36.2%。
実際の数値に近いと言われる中央値では、金融資産保有額が60代を除いて、100万円未満という事がわかります。
※マネーポストWEBから画像をお借りしました。
逆を言えば、貯金100万円あれば貯金額で言えば、かなりの上位の方に入れるのです。
住宅ローン返済に苦しむ人や、必要なお金を工面できず困っている人は身近にいると言っても過言ではないでしょう。
すれ違う人のほとんどが、貯金なしの地域もあるかもしれませんね。
【みんな貯金ないのだから自分もなくても何とかなるハズ】
そう思いたいところですが、是非ともみんなと同じ貯蓄額ではなく抜きに出て頂きたいです。
将来の使い道が決まっていなくても、貯金は突然のピンチを救います。
新型コロナウィルスで大学を退学した人は少なくない
今の時代、大学生は2人に1人は奨学金を背負っています。
元々大学費用は親が用意しないという方針の家庭もあるかもしれませんが、大半は何かしらの理由で教育費が工面出来なかったからだと推測されます。
つまり、自宅から通える距離ではない大学に入学した人は、生活の一部やお小遣いはアルバイトで賄うのが前提で進学しています。
新型コロナウィルスの影響により、アルバイト等の非正規雇用の収入が減ったり、解雇されたりするケースは少なくなく、予定していた収入がなく生活出来なくなり退学・休学になるケースがとても多いのです。
オンライン授業だからと実家に帰りたくても、ウィルス持ち込まれると困るという近所の目もあり帰れず、家賃だけは発生し続ける・・・大学生には地獄でしょう。
私の住む地域にも大学がありますが、下宿している人は食費を切り詰めて、教材を購入したりしてフードバンクを利用している大学生もいるそうです。
家庭の事情で大学進学が出来ず、苦しい思いをした私は、最終学歴がいかに大事かわかります。
高校受験なら、1~3ランク落として何が何でも公立高校に受かる等対策出来ますが、大学入学後は学費や家賃が払えなくなったらアウトです。
もし、親御さんが余裕もって貯金出来ていたとしたら、バイトしなくて済むように生活費や学費を援助する事が出来たはず。
新型コロナウィルスは予期せぬアクシデントですが、親は少しでも余裕を持って貯蓄すべきだと考えさせられますね。
災害時 お金持ちはいつまでも被災地にいない
柿谷美雨さんの本【女たちの避難所】という本では東日本大震災の被災した様子がかなりリアルに書かれています。
登場人物の人たちは、シングルマザー、夫が働かない上に浪費家、義両親と同居で舅が義援金も含めお金を全て握っている・・・という複雑な理由により金銭的に困っていて、仮設住宅が出来るまで避難場所に身を寄せていました。
3人は助けがあり、明るい未来を切り開く事が出来ましたが、お金持ちは避難場所から別の場所にすぐ移動したと書かれていました。
お金のある人は身内にもお金があったり、不動産を持っていて別の場所にすんなり移住出来るでしょうし、少し離れた場所に移動できるのであれば、毎日ホテル暮らしして生活を取り戻す準備を落ち着いてすることが出来ます。
また、車必須の地域ですが津波で車が流されてしまったので購入しなおす人が増えたのですが、中古の軽自動車に殺到して高い車しかすぐ納車出来なかったそうです。
お金に余裕がなければ、移動にも制限されてしまうのですね。
世の中お金とまでは言わないけどお金がなければ不幸になる事もある
私は、お金が大好きでがめついとよく言われていました。
でも、お金がないせいで沢山嫌な思いをしたからそうなってしまったのです。
小さい頃から【お金がない】と言い聞かせられ、欲しい物は何も買ってもらえなかった日々。
私立高校に通えるお金なんてないから、レベル落とした公立高校に進学したし、進学した後も同級生は受験に専念しているのに私だけ生活費を稼ぐほどのバイト地獄。
大学受験勉強なんて到底できないし、進学もさせて貰えず奨学金で専門学校進学。
もし、両親が私の周りの賢い同級生と同じように、私立高校に進んでもいいように教育費を準備してくれたら、大学進学希望して受験勉強に専念させて貰えたら・・・こんなにお金に執着しなかったと思います。
お金がすべてではないけれど、お金がなければ最低限の生活もままならない事もあるのです。
皆さんには、少しでも上手にお金を貯めたり増やしたり出来る力を身に付けて頂きたいです。
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