あぶない家計簿
先日有名なFPである横山 光昭さんが書かれた【あぶない家計簿】という書籍を読みました。
横山 光昭さんは家計の見直しをアドバイスするプロフェッショナルで、1万5000人以上の家計の見直しの相談に乗っていらっしゃってきました。
なので、お金の貯まる人とそうでない人をかなり知り尽くした方です。
その中で、危険と判断された家計内容をピックアップした本がコチラの本。
このブログを見に来て下さっている方は、マネーリテラシーが高くお金をしっかりと貯められている方が多いかもしれませんが、現実的にこんな人もいるんだなと参考にするには良い1冊だと思います。
興味のある方は是非一度読んでみてはいかがでしょうか?
読み始めた時は失礼ながらも【この本の売り上げを上げたいから話を盛っているのかな?】と疑ってしまったのですが、読み進めていくうちに実際にいそうだなと思うようになりました。
日本人はお金の知識が乏しい故に起きてしまった事だと思います。
お金の勉強は義務教育で取り入れてもおかしくないと思うのですが・・・。
危ない家計の特徴をお伝えします!
収支の計算が出来ていない
先取り貯蓄をしたせいでお金が足りなくなってリボ払いしている人や、現実を直視せずなんとなくでどんぶり勘定してお金が貯まっていない人等いろいろなケースが出ています。
貯まらない理由は色々あるのですが、この本に出てくるのは所得は比較的高い人ばかり。
失業してどうやって努力しても生活の苦しいタイプではなく、きちんと管理すればお金が貯まるタイプなのです。
所得は高くないYURIA家から見れば大変羨ましい限り。
どのケースでも言えるのは【お金の計算が出来ていない】事がほとんど。
当たり前ですが、収入ー支出=貯金 です。
入ってくる【収入】に対して、【支出】の方が大きければ赤字になります。
ここまでは小学生でも出来る計算。
ここまではせめてクリアしたいところですね。
出来れば、先々の計算も出来た方が良いです。
子どものいる方は、将来の教育費の事。
住宅ローン返済中の人は、繰り上げ返済の事。
車必須の人は、車の買い替えのタイミングと購入金額。
未来予測はなかなか難しいですよね。
今は、スマホやYouTubeで簡単に調べられるので、是非活用して計画を立てて下さい。
現実を知るのは辛いのですが、早く現実を知る方が立て直しがスムーズです。
夫婦のどちらかがだけ贅沢をしている
夫婦別財布の危険性についてこの本について書かれています。
ちなみにYURIA家は夫婦共働きで細かく管理出来ない事もあり、別財布。
ですが、夫婦でどれぐらい使っているかざっくり共有できているし、項目ごと分担しているので人並み以上に貯まっています。
この本に出ている危険な家計管理は、夫婦どちらかが好き勝手に使っている事が原因。
パートナーに思いやりが無いなと正直思いました。
明らかに収入に見合わない教育費や外食費にお金をかけまくっているのに、お金が貯まらないのを夫のせいにする妻。
控除内程度しか稼いでいないのに、稼いだお金を全額お小遣いにする妻。
年金で悠々自適に暮らせるだろうと思い込んで、妻と子どもには質素な生活をさせて自分だけ散財する公務員の夫。
夫婦でお金に対する価値観が違うのは当然ですが、片方だけが我慢して一方だけが使い放題で赤字というのはいかがなものでしょうか?
これも下記の引き算が出来ていない証拠です。
夫婦の収入-住居費などの基本的な支出-夫の支出-妻の支出=貯金
横山先生が的確なアドバイスをされているようですが、その後夫婦バランスよく使っていれば良いのですが・・・。
家計管理以前に思いやりを矯正したいところですね。
家計改善は実はシンプル
不況による経済ダメージでない限りは家計改善はとてもシンプル。
もう一度書きますが、収入ー支出=貯金 です。
まずは現状を知り、現状を改善する。
その上で、将来の必要なお金も算出して準備をする。
どこから手をつけてよいか迷うかもしれませんが、是非使いたい事に優先順位をつけたり、色々な情報を参考にしながら改善していきたいですね。
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