無駄遣いは脳の仕組上仕方ない
皆様は無駄遣いされた事はありますか?
私は家庭の事情でずっと貧乏だとお伝えしてきましたが、数々の無駄遣いを経験しています。
何となくセールで買った洋服、何となくセールで買ったバッグ、ふらりと寄った雑貨屋で買った使いづらい食器、友達から無理やり連れて行かれて契約させられた高額なエステ(もはや友達じゃない!?)、買っただけで満足してしまったテキスト・・・。
貧乏のくせに無駄遣いしていました。
私のブログを読んで下さっている方の中にはストイックでしっかりされた方が多いようですので、もしかしたら無駄遣いされる方は少数かもしれませんが、基本的に人間は浪費するように出来ているのだそうです。
これを知らないままでいると、無駄遣いが継続して、お金が全然貯まらないなんて事もありえます!
実際に貯蓄無しの世帯は約26%もいるそうです。
4世帯に1世帯が貯蓄無しという事になりますね。
浪費してしまう仕組みを【そのお金のムダづかい、やめられます】という書籍で学びましたので、内容のほんの一部をお伝えします!
脳神経外科クリニックの菅原道仁先生が書かれた本で、脳の仕組みを理解されているゆえに非常に説得力のある内容でした。
気になる方は是非読んでみて下さい。
- 無駄遣いは脳の仕組上仕方ない
- 買い物でストレス発散できるけれど持続しない
- ランキング1位が売れる理由
- 店のレイアウトは買わせるようにできている
- 節約しようと思っているばかりでお金が貯まらないのは脳の仕組みがそうなっている
- 人付き合いでもお金のつかい方が影響する
- ネット上でも買わせる仕組みのオンパレード
- 脳にだまされないお金のつかい方
買い物でストレス発散できるけれど持続しない
買い物でストレス発散するという方いらっしゃいますよね。
実際ときめきで買うことによって「ドーパミン」が分泌され、買い物をする事によって満足感が得られスそうです。
残念ながらドーパミンで得られる満足感は一時的なもの。
買い物以外でストレス発散方法を見つけたいですね。
私が新卒で働いていた頃は物凄くストレスがたまる仕事で、買い物したいという欲求が止まらない時が何度かありました。
奨学金返済もしていてお金に余裕がなかったので、職場近くの金券ショップで絶対に使うであろう図書カード等を購入していました(笑)。
ほんの少しですがお得になるし、一瞬買い物した事によるストレス発散になったし、金券ショップさんには感謝しております。
また、メルカリなどのネットフリマでは安く買えたという宝探しに似ていて、これも「ドーパミン」が分泌されるそうです。
私は普段フリマアプリを見ず、必要な時に必要な物だけを値段交渉もせず購入してしまうのですが、出品していると「同時に販売している〇〇も一緒に■■円(1つ無料同然のありえない値段)で購入したい」とか、「〇〇円(過去で一番安かった値段よりさらに安い値段)なら即決します」とかよく見てるな~と思うほど、がめつい人がいます。
これもドーパミンを求めているのでしょうか。
そのような図々しい方と出来るだけ取引したくないので、値引き交渉不可にしています。
対象方法としては【3日最低でも15分おいて考え、それでも欲しければ買う】だそうです。
3日おいて欲しくなければ、本当に必要な物ではないという事ですね。
ランキング1位が売れる理由
ランキング1位のものって皆様にとってはどんなイメージでしょうか?
私は、絶対に間違えのない物だと思ってしまいます(笑)。
実際に脳の仕組みもそうなっていて、脳が大勢の人が選んでいるから良い物だと認識してしまう【バンドワゴン効果】という物があるそうです。
ランキング1位だけでなく、居酒屋に行ったらまずはビールや行列が行列をうむのも同じ理由だそうです。
アラフォーにもなると、行列が出来ていても美味しくない飲食店で痛い目にあった経験もありますし、ランキング1位が場合によっては魅力的ではないと判断できるようになります。
人生経験ですね(笑)。
ただ居酒屋でバイトしていた経験もあり店員さんへ負担軽減の為、ビール嫌いではないので、団体の飲み会でしたら流れでまずはビールにしています。
(みんながビールって言っている時に「何にしよっかな~。迷っちゃうわ~」って甘いサワーとかカクテルとかの~んびり選んでいるオバサンは痛いでしょう?)
店のレイアウトは買わせるようにできている
ショッピングモールに行くと入り組んでいて、目的のお店になかなかたどり着けないという経験はありませんか?
私は方向音痴というのもあり、いつもそうなります(笑)。
この書籍によると、沢山のお店を通ってもらうように設計されて買わせるようにできているそうです。
対処法としては、目的の物以外買わないと決めておく事。
そして反対側から入って目的地に直行する事だそうです。
私は目的のお店の場所を全く把握しておらず、入る階さえも間違えていますけどね(笑)。
節約しようと思っているばかりでお金が貯まらないのは脳の仕組みがそうなっている
人間というのは甘く出来ているそうです。
「自分だけは大丈夫。何とかなるだそう」
という【正常性バイアス】が働いているからだそうです。
私は学生時代からずっとお金の苦労をしているのでそうでもないのですが、私の親が典型的な例ですね。
「こんなに買ってしまったから節約しなくちゃ。お金なくなっちゃう」
なんて言っている3日後には明らかに無駄遣いをしているんです!
絶対に「自分だけは大丈夫。何とかなるだそう」と思っているんですよね。
脳は無意識に警告を軽く見積もるそうで、脳はちっとも無駄遣いを反省していないそうです。
そして脳は無意識に記憶を改ざんするそうです。
・・・恐ろしい!
親がバ〇なのではなく、脳の仕組みがそうだったのですね。
人付き合いでもお金のつかい方が影響する
人付き合いでもお金のつかい方は大きく影響するそうです。
自己顕示欲を働かせない為にもSNSは使わないほうが良いそうです。
SNSで見せびらかしている人のほとんどは、いいところだけを切り抜いているのです。
それを真に受けてはいけないですよね。
必然と浪費家の周りはみんな浪費家になるそうです。
私の場合は、学生時代から(親の無駄遣いのせいで)貧乏生活がとても長く、金遣いの荒い人とはほとんど付き合っていません。
いい影響をする為にも高収入の方や、投資の運用が上手い方と接点を増やしていけたらいいなと思います。
ネット上でも買わせる仕組みのオンパレード
ショッピングモールはお店を買わせるように仕向けていると上記で書いていますが、お店でなくても買わせる仕組みで溢れています。
ネット上でも【期間限定】【クッキー】【閉店セール】【最後の一点】【試させる】等等買わせる仕組みで溢れています。
脳にだまされないお金のつかい方
ここまで無駄遣いしてしまう原因や、無駄遣いしてしまう環境について紹介させて頂きました。
これなら仕方ないと、諦めていたらお金はいつまでも貯まりません!
対処法としては
【物を買うときはストーリーを描き、主役は自分にする】事が大事だと書かれていました。
良い例⇒「来週〇〇行くのに、こういう服があったらちょうどいい」
悪い例⇒「この服30%オフになっている。あったら便利そう」
「店員さんにすすめらてしまったから買おう」
自分が必要かどうかで判断する事が大事なのだそうです。
いかがでしたでしょうか。
最後のこのような事が書かれていました。
【人間は富を増やしても幸せになれるわけではない】
資産とは物と交換するツールに過ぎないのです。
実際年収280万円から年収620万円に上がったとき、幸福度の上昇はわずか9%との事です。
【お金が減ると貧乏になる】のではなく、【欲望が増えると貧乏になり、不幸になる】そうです。
足るを知るというのは、いかに大事であるか痛感しました。
皆様には脳の仕組みに騙されず、欲望を上手にコントロールして楽しい人生を送っていただければ嬉しく思います。
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