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ドイツ人の節約倹約生活には学ぶべきところが多くある

 

ドイツ人の節約倹約

 

 

いつもブログを読んでくださる皆様、いいねやコメントを下さる皆様ありがとうございます。

 

私は就職氷河期で低学歴・低年収のまま結婚し、世帯年収低くても子育てしながら30代で資産3000万円を突破しているアラフォー兼業主婦です。

 

お金の事で色々発信して少しでもお役に立てる事が出来ましたら幸いです。

 

 

 

先日私は下記の本を読み、ドイツ人の節約倹約生活やライフスタイルを学びました。

 

浪費が止まるドイツ人生活の楽しみ

 

 

探してみると、ドイツ人の生活について書かれている本が沢山ありました。

 

機会があったらもっと読みたいと思います。

 

ドイツ人は合理的で、無駄がなく素晴らしいと感じました。

 

一言でいえば【ドイツ人にとって節約・倹約は生きるための条件である事と同時に環境にも配慮していてとにかく無駄がない】です。

 

日本ならではの文化やマナーもありますから、日本に住んでいる以上全てを真似るのは難しいです。

 

ですが、学ぶべきところは沢山ありましたので、一部を紹介させて頂きます。

 

一部の企業を除けば平均所得は上がらず、物価は上昇する一方の日本。

 

日本の魅力も沢山ありますが、少しずつ見直すべきところもあるのではないかと感じる事が多かったです。

 

 

 

 

 

 

短時間でお金が動きまくる日本の結婚式

 

私は結婚式場でアルバイトをした経験があるのですが、物凄く忙しい時期だと式場は1時間おきに挙式が行われ、披露宴会場も2回転する事があり、披露宴を時間通りに終わらせるため料理を大急ぎで運んだりめでたいはずの宴に裏ではドン引きするような事がかなりありました。

 

そしてお色直しや引き出物にまでお金をかけ、たとえ義理や人数調整で呼ばれたとしてもご祝儀には3万円包み、美容院に行ってヘアセットしたり、ドレスを用意したり、結婚式=とてもお金がかかるという印象がありますよね。

 

私は奨学金返済があったりしてお金が無く、海外の安い式場で現地手配でお色直しも無しの地味婚だったのですが、お金をかけている人だと何回も何回もお色直しはしているし、事前にメイクをしてもらって確認するオプションまでつけたり、必要以上にブライダルエステに行きまくったりして、一生に一度だからと言わんばかりにお金をかけまくっている花嫁さんはとても多いです。

 

これでご祝儀3万円は包んでもらわないと金銭的に困ると言われましても・・・ですよね。

 

ドイツでは上司や同僚は基本的に呼ばず(親しい同僚は呼ぶ場合はあるそうです)、お金の持参もなく小さなプレゼントのみ。

 

会場も時間制限なしで、心のこもった結婚式や披露宴(パーティ?)をするそうです。

 

ドイツの結婚式こそ、本来の結婚のお祝いやお披露目ではないでしょうか。

 

 

 

 

美容もシンプル

 

ドイツ人はノーメイクも普通にあるそうで、もしメイクをするとしても環境にやさしいナチュラルな自然素材の物を大事に使うそうです。

 

メイクでコンプレックスを解消したり、見た目をよくする日本の習慣もとても素敵ですが、ノーメイクが普通になれば外出するハードルはぐっと下がりますよね。

 

スキンケアやヘアトリートメントもおばあちゃんの知恵袋のような感じで、手作りするそうです。

 

ちなみに私もスキンケアは手作り派ですが、コスパ抜群なのに肌には良くて最高です。

 

化粧品やシャンプーなどは店舗に並べるまでのコストや広告宣伝費なども上乗せされているので、手作りで済ませることは色々な無駄がなくなりますね。

 

 

 

 

買い物も厳選する

 

お金の使い方は美容や結婚式だけでなく、全ての事においてだそうです。

 

日本はあらゆるところにコンビニがありますが、ドイツ人はコンビニ等は一切使わず、スーパーでとにかくまとめ買い。

 

そして容器も全てリサイクルできるビンなどのエコ素材なのだそう。

 

外食もほとんどしないようです。

 

買い忘れがあると真っ青になりそうですが、まとめ買いは無駄がなく良いシステムではないでしょうか。

 

 

外食はしないけれど自炊も頑張らない

 

この書籍を読んで、日本の主婦(主夫)は本当に負担が大きいなと感じました。

 

3食手作りしたり、色とりどりのお弁当を作ったり、家事に洗濯・・・。

 

専業主婦ならまだしも、最近は私達のようにフルタイム共働きでもそれを当たり前のようにこなさなくてはいけない雰囲気がありますよね。

 

ドイツでも共働きが基本ですが、3食のうち2食は温かいものは食べず、出してすぐ食べられる簡単な食事で済ませるそうです。

 

たとえば、朝と夜はパン、ハム、牛乳、フルーツといった、冷蔵庫や容器から出すだけで調理は不要のもの。

 

昼食はスープとパンといった感じだそうです。

 

お弁当を持参するとしても、パンとハムだけとか出して詰めるだけの簡単に済むものが普通のようです。

 

日本でこんな食事をしていますと学校に報告したら、栄養教諭の先生から電話がかかってきそうな勢いですよね。

 

栄養価的には問題かもしれませんが、家事の手抜き度からいえばとても理想的。

 

その代わり、ドイツでは家を快適に過ごす事に力を入れているようで、お掃除は頑張るそうです。

 

ただ、家政婦さんを安く雇う事も出来るそうで、外でも家でもがむしゃらに働き続けるわけではないそう。

 

私は日々の健康も大事だと思っていて、ついつい掃除よりも料理に力を入れてしまうのですが、バランスを見直したいと思いました。

 

 

 

 

とりあえず大学進学ではない

 

無駄のないドイツの国民性で何よりも驚いたのは教育でした。

 

10歳で子どもの適正を見極め、進路を決めていくそうです。

 

例えば手先が器用な子は、職人の道に進んだり、事務職でプロを目指す人は専門職コースに進んだりするそう。

 

もちろん学力が優秀な人は大学に進学するコースを選び、大学費用は全て税金でまかなわれるそうです。

 

時々中学生や高校生で覚醒する人もいますが、運動神経がいい人はずっと運動神経がいいままですし、学力が高い人は基本的に高いままですよね。

 

10歳で適正に合わせてそれぞれの道に進むというのは無駄がないなと思います。

 

日本は学力が低く本人も勉強が好きではないのにとりあえず大学に進ませるケースも少なくないですよね。

 

それなりの会社員の入社条件が大卒になってしまっていますから。

 

無理に大学進学させて奨学金背負わせて・・・というのが、切なすぎる日本の現状に思えます。

 

ちなみに私は基本的に勉強はできますし頭の回転も悪くないと思いますが、反射神経などが必要な物が全般的に苦手。

 

あと、対人関係は何でも我慢してしまうタイプなので営業職とか自分を売り込みする仕事も苦手。

 

テトリスなんて私より下手な人に出会ったことがありません(泣)。

 

たぶんどんなに努力しても上手くならないし、カリスマ講師に教わってやっと平凡レベルになるぐらいではないでしょうか。

 

それを思うと個人のスキルにあったところを最大限に伸ばす教育方針は素晴らしいと思います。

 

日本にいる以上、なかなか取り入れる事は難しいのですが、子どもが進路に悩んでいるときは、子どもの適正に合った進路の提案をしたいです。

 

 

 

 

無駄がないドイツ人

 

この書籍を通してドイツ人は本当に無駄がないのだなと思いました。

 

もちろんお店のサービスの質が日本ではありえないぐらい簡素化されたり、デメリットも沢山あります。

 

ですが、無駄のないところは学ぶべきところが沢山あると感じました。

 

 

 

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