FIREはしたくないけれど死ぬまで労働したくない
いつもブログを読んでくださる皆様、いいねやコメントを下さる皆様ありがとうございます。
私は就職氷河期で低学歴・低年収のまま結婚し、世帯年収低くても子育てしながら30代で資産3000万円を突破しているアラフォー兼業主婦です。
お金の事で色々発信して少しでもお役に立てる事が出来ましたら幸いです。
お仕事をされている皆様、お勤め先の定年は何歳まででしょうか？
60歳になったらのんびり･･･なんて考えている方もいらっしゃるかもしれません。
政府は老後資金を自分で用意する制度を進めていて、定年を延長したり、年金を減額・先延ばししていく方針になっていくと思われます。
現在の年金受給者のほとんどの方でも年金だけでは生活が苦しいと言われていますので、これから年金受給する世代である私たちはもっともっと苦しくなるのではないでしょうか。
もしかしたら食費ぐらいしか受け取れないかもしれませんね。
つまり、老後資金をきちんと準備しなければ死ぬまで労働しなくてはいけない可能性が高いのです。
高齢になっても会社にしがみついて働きたくないという気持ちもありますが、私が新卒で入社した会社に70歳近くの方が居座っていて、全然働かないのに威張っていて物凄く不快だったので、絶対にこのような高齢者にはなりたくないという思いが強いです。
もちろん、高齢になっても私が社会貢献できるスキルがあれば別ですが、お金の為にしがみつくようん醜い人にはなりたくないですね･･･。
だからといって、今流行の30代や40代でリタイアするFIREの願望もないです。
そんな私は 普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門 という書籍が一番しっくり来たので、今回は簡単に内容をシェアさせて頂きます。
FIREしたいとは思わないからといって、お金を使いたいだけ使えば死ぬまで労働する生活が待ち構えてしまいます。
この本は無理にFIRE目指さなくてもいいですよと言ってくれているような内容で、私にはピッタリの本でした。
FIREは早くなくてもいい
世の中に出ているFIRE本には、「社畜にいつまでもなっていないで、さっさとFIREしましょう」とか「実家暮らしでもなんでも生活を切り詰めて、ガンガン投資してFIREしました」とか「とにかく給料のいい会社で働きながら稼いでFIREしましょう」な極端すぎる内容も多いように思えます。
会社によっては従業員を大切にして働きやすく十分な報酬をくれる所もありますし、実家に依存してFIREして書籍でさらに儲けるなんて卑しくて尊敬できませんし、私のように家庭の事情で低学歴の人とか努力だけでは給料のいい会社にはなかなか就けません。
(完全歩合制の会社なら稼げると思いますが、少し前にニュースになった騙してまで契約を取り付けたり殺人事件のような事をするワケにいきませんからね)
この書籍では現実的なマネープランは定年より5年早いプチFIREだと書かれています。
65歳定年だったら60歳で退職。
この現代はどんどん状況は変わります。
コロナをきっかけに会社員でも自宅で働くという選択肢が選べるようになったり、急な円安によって輸入に頼っていたあらゆる物が一気に値上げ。
自分自身も将来どうしたいかわかりません。
ちなみに私は海外旅行大好きだったのですが、コロナ禍をきっかけに衛生的で治安のいい日本が魅力的だなと思い、前ほど海外に執着がなくなり私自身も驚いています。
仮に30代で不労所得で生活できるFIREを達成したとしても、お金がかかる趣味ややりたい事が出来てもっと不労所得が多くなるようもう少し会社員を続けておけばよかったと思うかもしれませんし、FIREで生まれた時間を退屈に思うかもしれません。
なので、定年に近い定年マイナス5歳が非常に現実的なのです。
60歳まで働くのは早期ではないんじゃないか？と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、90歳まで生きるとしたら30年も自由があるのです。
中には60代で働き続けると元部下が上司になってやりづらいという方もいるそうです。
そんな環境にしがみつく必要もないというのも大きなメリットではないでしょうか。
65歳から年金を受けとるとしたら、5年間分の必要なお金と老後資金を用意するだけなので(とは言っても現代ではこれも難しいのですが)、資産額のハードルは低くなります。
もちろん、60歳よりも前にリタイアしたいという方でも、プチFIREを目標とせず、通過ステップと考えて資産をより積み上げる事が出来れば、FIREを早める事が出来ます。
定年まで働かなくてもいい選択肢になるFIREの種類
FIRE本にはいろいろな種類のFIREが紹介されています。
本書では下記のような種類が紹介されていました。
40歳のFIRE･･･難易度が高い
50歳のFIRE･･･難易度は中程度
ｰ5歳のプチFIRE･･･実現性が高い・老後への影響が小さい
61～64歳引退のプチプチFIRE･･･実現性が非常に高い・老後への影響がとても小さい
60代なんかじゃFIREじゃないよ～とおっしゃる方もいると思いますが、死ぬまで労働がスタンダードになれば60代でのリタイアも立派なFIREになるのです！
FIREを目指すことは、定年を迎えた60代再雇用の低賃金でも「仕方ないので、働く」とから脱出できる試みです。
この選択肢があるのとないのでは、精神的なメリットは非常に大きいのではないでしょうか。
最近は訂正されたそうですが、老後資金に必要なお金が仮に2000万円だとしたら、
2000万円＋2000万円(年間生活費400万円×5年)＝4000万円
からFIRE可能となります。
私自身も、夫がいつまで働くか等相談しながら、60歳あたりでのFIREを目指していきたいと考えています！
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