夫婦のお財布事情
皆様は夫婦の家計管理はどのようにされていますか?
共同財布型
完全に別財布
妻が家計管理して夫がお小遣い制
夫が生活費とお小遣いを妻に渡すやり方
テキトー
etc・・・
色々な管理方法があるかと思います。
2016年にオウチーノ総研がリサーチした結果によると
夫が妻に給与全額を渡し、妻が管理する・・・49.6%
夫が給与の一部を生活費として妻に渡し、妻がやりくりする・・・18.9%
夫婦ともに決められた額を家計に入れ、妻が管理する・・・3.8%
と7割以上が妻が家計を管理しているそうです!
アラフォーの私の周りでは昭和スタイル(?)の定番である、妻が家計管理して夫がお小遣い制が圧倒的に多いです。
これには理由があり、妻はバリバリ正社員の仕事に就けるのが難しい時代で、夫は夫で激務の人が多い時代なので、家計管理する時間が取れるのが妻しかいないからです。
また両親が亭主元気で留守がいいの世代だからかもしれません。
でも、夫お小遣い制の方には申し訳ない言い方ですが、一番お金が厳しそうなのがこの管理方法の家庭。
理由を説明させて頂きます。
女性はリスクを嫌う傾向がある
お金の計算はおそらく女性の方が得意という夫婦が多いと思います。
良くも悪くも男性はお金に関してアバウトな方が多いです。
現代は銀行に預けても増えない時代であり、リスクを取らない方がリスクと言われている程投資が必要になっている時代です。
毎月の貯金を1万円増やして喜ぶタイプが女性の多いですが、実は毎月の貯蓄額を増やすより毎月1万円でもコツコツと投資しているほうが将来はよっぽど増やすことが出来るのです。
投資と言ってもFXやビットコインや株式投資ではなく、株価全体の平均を狙ったインデックスの投資信託やETFに毎月一定額投資してほったらかしするだけで増やすことが出来るのです。
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投資を思い切って挑戦出来るのは男性の方が圧倒的に多いですし、投資ブログをみても男性の知識量の方が明らかに上回っています。
夫婦どちらも譲れない出費が違う
総合職としてバリバリ働く男性と一般職しか働いたことの無い妻・・・または全く職種が異なる夫婦だと、仕事に絡む必要な出費が理解できなかったりします。
夫も私も同じ会社員ですが、お互い仕事関係でも必要な物が異なります。
頭脳で稼ぐ人はビジネス書を沢山読まなくてはなりませんし、交際費用もかなりかかると思います。
それらを妻が頭ごなしに「ダメ」と言えば、収入を増やす機会を失いかねません。
全てを月3万円のお小遣いで済ませるように強制するのはやめるべきだと私は思います。
もちろんギャンブル等明らかに無駄だと思うものは排除すべきですが。
一番理想的なのは夫婦で共同で管理をする事
夫婦でどのように生活したいかを共有するのが良い家計管理に繋がります。
どんな家に住み、車を持ち、子どもの人数や進路・・・
夫婦は所詮他人同士。考え方が一緒では無いのでどこかで妥協点を探さなくてはなりません。
ちなみに我が家は夫婦別財布ですが、私の方が資産運用などの知識が豊富なので生活費のほとんどが夫担当で私は貯蓄担当になっています。
高額で欲しい物があったらお互い事前承認制で、少額であれば勝手に買っています。
目先の事だけでなく将来の事も考えて話し合ってみてはいかがでしょうか。
私がお金に関して詳しくなったきっかけはマネーセミナーでした。
知識の自身の無い方はセミナーからスタートしてみてはいかがでしょうか。