老後に住宅購入予定
「結婚したらまずはマイホーム」
「家を持つことが一人前」
「家賃は勿体ないから家を購入した方がいい」
私は大人や周りの人にそう言われてきたので、結婚したら住宅は購入するものだと思っていました。
住宅購入の為にお金を貯めていましたし、住宅購入に関する書籍も読んで勉強していました。
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結局、住みたい場所も価格も折り合いがつかず住宅購入は見送る事になりました。
そして老後に一括で家を買おうと決心しました。
または一生賃貸の二択です。
今回は老後に一括で家を買う理由について紹介させて頂きます。
人生100歳時代 30代で買っても100歳まで住めるかわからない
医療の発達もあり、どんどん長生きできる時代になっています。
人生100歳時代、100歳まで生きなくても90歳ぐらい生きる可能性は十分に考えられます。
30歳に新築で住宅を買うと、100歳まで生きると築70年!!!
分譲マンションでも一戸建てでもそこまで長持ちするかどうかわかりません。
しかも不動産屋さんの話によると、購入する普通のサラリーマン世帯は住宅ローン完済するだけで精一杯。
住宅ローン払い終わる頃には家はもうボロボロです・・・。
完済すれば家賃はいらないけど、莫大な維持費がかかるのは間違えありません。
完済して老後の事も考えるのなら、社宅や賃貸で住みたいところに引っ越しながらも住み続け、老後一括で購入するのはアリだと思います。
住みたい場所は変わる
今、住んでいる場所は新興住宅地で小中学校の学力も高く、子育てにはとても良い環境です。
ですが、駅から遠く今後はどうなるかわかりません。
心なしか、下の学年になるほど子どもの質も低下しているような気がします・・・。
10年先、20年先になると駅から遠く子育てにもあまり良い環境ではない可能性も十分に考えられます。
その為、私はこのエリアで住宅購入をやめました。
コロナ禍で住みたい場所ランキングもガラリと変わりましたし、住みたい場所は時期によって変化します。
近所に迷惑な人がいても、引っ越ししやすいのが賃貸のメリットです。
実際に子どもが進学するタイミングでまた引っ越しを考えています。
空き家問題から住宅は購入しやすくなるのではないかと予測
日本人は新築信仰があるようで、新築大好き。
なので、人口はどんどん減っているのに家はどんどん建てられているのです。
アラフォーの私が高齢者の仲間入りする頃は、ベビーブームで一気に人口が増えた世代のほとんどが亡くなって家が沢山余るのではないかと予測しています。
実際に2033年には3件のうち1件が空き家になると予測されているデータもあります。
物価は基本的に右肩上がりですが、もしかすると住宅だけはそれほど変わらないのではないでしょうか。
老後に住宅のバーゲンセールを期待します(笑)!
住宅購入資金は投資信託で用意
家賃払って生活が苦しいと老後の住宅購入資金を用意出来ないと思いますが、我が家は毎月4万円を投資信託で積立して住宅購入資金を用意しています。
年4~6%ほどの福利で雪だるま式にどんどん増えていく予測になっていて、この運用結果で払える金額の中で住みたい家を購入しようと思っています。
もちろん老後は夫婦2人で住む予定なので、家は1LDKでコンパクトな間取りを狙います。
1LDKなら終活頑張らなくても物は増えないはず(笑)。
また、車を手放すので駅・スーパー・病院に近いところを希望しています。
子どもが住みたがらない古い郊外の家を相続するのも大変と言われていますが、駅近物件なら賃貸に回したり、住んで貰える可能性もあります。
どちらにしても売却もしやすいと思います。
いかがでしたでしょうか。
結果はどちらが正解かわかりません。
やはり持ち家は持ち家で憧れますし、子どもも賃貸物件に住んでいる事がコンプレックスのようです・・・。
でも、老後迷惑をかけない為のベストが今の老後一括購入であると思っています。