年収500万円
皆様は年収500万円をどのような印象をお持ちですか？
婚活中の女性がよく年収500万円以上を求めたりしますが、年収200万円台の時期が長かった私にとっては、会社員としては優秀なイメージです。
平均年収433万円なので、実際平均より上の位置になります。
手取りは約400万円。
単身・共働きは税金が29万円・保険料が73万円引かれて約395万円で1ヵ月あたり32万円、それ以外の既婚だと税金19万円・保険料が78万円引かれて約401万円で1ヵ月あたり33万円です。
男性の平均年収は下記になります。
25～29歳 393万円
30～34歳 458万円
35～39歳 518万円
40～44歳 571万円
30代のうちに到達すればなかなかの位置という事になりますね。
今回は、年収500万円の生活についてお話させて頂きたいと思います。
お金の使い方を考えるきっかけになればとても嬉しいです。
単身世帯の生活はそこそこ余裕あり
単身世帯の手取り年収は約395万円で、手取り月収は約32万円です。
こんな生活になるのではないでしょうか。
住居費 75000円
水道光熱費 10000円
食費 30000円
通信費 10000円
交際費 30000円
雑費 20000円
-------------
計 175000円
貯金 145000円
凄くシンプルな家計になってしまいましたが、散財しなければ上記のような家計になります。
都心部の1Kや1Rに住んだり、車を持つことももちろん可能です。
2人世帯も問題なく暮らせる
では、専業主婦の妻と2人世帯になった場合どうなるでしょうか。
手取り年収は約401万円で、手取り月収は約33万円です。
住居費 90000円
水道光熱費 15000円
食費 50000円
通信費 15000円
交際費 30000円
雑費 20000円
-------------
計 220000円
貯金 110000円
シンプルな家計の場合は上記になります。
車を持っても問題ないですし、十分問題なく暮らす事が出来ます。
1ヵ月あたり11万円の黒字なので、突発的な出費にも問題なく対応できるでしょう。
夫婦＋子ども1人だとギリギリに
夫婦＋子1人だとどのようになるでしょうか。
こちらも手取り年収は約401万円で、手取り月収は約33万円です。
住居費 110000円
水道光熱費 20000円
食費 60000円
通信費 20000円
交際費 30000円
雑費 30000円
教育費 15000円
-------------
計 285000円
貯金 45000円
子どもの年齢にもよりますが、子どもの為にも将来お金を貯めないと厳しいにも関わらずかなりギリギリの家計になってしまいました。
何とか暮らす事が出来るという表現が正しいのかもしれません。
働く気があっても、保育園に入れなかったり、夫が激務で実家も頼れない等の環境だと上記のような家計でなんとか凌がなくてはいけない場合もあります。
年収500万円で制限されること
このように独身なら余裕で、専業主婦でも生活が出来て、子どもがいると余裕がないという家計ではありますが、いずれにしても何とか生活は出来るというのが年収500万円です。
会社はギリギリ生活出来る給与水準を出すと言われていますが、まさに年収500万円はその金額なのかもしれません。
ただ年収500万円は限られる事もあります。
例えばお金がかかる趣味です。
ゴルフに釣り、旅行、キャンプと多趣味なことも素晴らしいのですが、色々なお金のかかる趣味に手を出してしまうし、生活が厳しくなってしまいます。
また、高級車も頑張れば買えなくもないのですが、維持費の事も考えると難しいでしょう。
子どもがいれば、教育費の捻出は難しいと思いますので、ずっと専業主婦世帯というのは非現実的。
出来る限り共働き・副業・転職・昇給を狙う等をして、収入を増やしていきたいところではあります。
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