某住宅情報誌の家計簿を見て
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私は就職氷河期で低学歴・低年収のまま結婚し、世帯年収低くても子育てしながら30代で資産3000万円を突破しているアラフォー兼業主婦です。
お金の事で色々発信して少しでもお役に立てる事が出来ましたら幸いです。
某住宅情報誌に家計簿が掲載されていたので、読んでみました。
実際の家計簿はどうかわかりませんが、「これならウチも新築マンション購入出来るかも?」と思わせるような巧妙な家計簿となっていました。
1世帯は顔出ししているので、実際の家計簿に近いのかもしれません・・・。
年収まで公開して大丈夫なのかしら??
私の周りでも結婚したら家を購入するものと思い込んでいるようで、持ち家率はとても高いです。
もちろん家を購入しても問題がない経済力の家庭であれば問題ないのですが、中には無計画に購入して子どもに好きな事をさせてあげられなくなったり、進路に影響したり、
日々爪に火をともすような節約を強いられている家庭もあるように思えます。
マネーリテラシーが無い人が住宅を購入するとこうなるのだなと反面教師になれば嬉しく思います。
・・・というワケで第二弾も紹介させて頂きます!
▼第一弾はコチラ
Tさん夫婦の物件と借入額
前回はFさん夫婦の紹介でしたが、今回はTさん夫婦の紹介をさせて頂きます。
Tさんご夫婦は世帯年収680万円。
34歳のご主人が680万円で奥様の年収が記載されておりませんので、専業主婦のようです。
子どもがいないのですが、何か事情があるのでしょうか・・・?
今時珍しいですね。
物件と購入データは下記の通り。
・物件価格 4100万円
・専有面積 71㎡
・3LDK
・頭金0円
・贈与額0円
・借入金額 4100万円
・返済期間 35年
・金利 0.395%(変動)
・毎月返済額 72000円
・ボーナス時加算額 20万円
広さと値段を見る限り、不便な場所かそんなに高くないエリアの物件である事が想定されます。
つまり、タイミングによっては売るときに売れない可能性が高いです。
「生活スタイルを変えたくなかったので、ボーナス時加算を利用して月々の返済は元の家賃並みに抑えました」
貯蓄はしていたが、低金利を活かし、頭金なしの全額ローンで購入。
貯蓄は諸費用や新居の家具代、自動車の購入費用に充てた。
ボーナス時加算の使い方を間違っているような気がしますし、ボーナス時加算とローンを長く組む事で元の家賃並みに抑えましたが正しいのではないでしょうか。
また、貯蓄は諸費用と新居の家具代と自動車購入費用に充てたと書かれていますが、それらの費用の分しか貯金が出来ていないが正しい表現だと推測されます。
Tさん夫婦の家計簿
そんな頭金なしで購入し、70歳近くまでローンが続いてしまうTさん夫婦の家計簿を紹介します。
収入は手取りで夫が34万8000円・妻が0円。
奥様が今後仕事をするかどうかは触れられていませんでした。
妊娠中とかでもないようです。
支出は下記の通り。
・住宅ローン 72000円
・管理費/修繕積立金 27000円
・交通費/車関係費 21000円
・通信費 16000円
・医療費 3000円
・保険料 3000円
・水道光熱費 25000円
・食費 30000円
・日用品/雑貨 28000円
・小遣い 57000円
・その他 6000円
・貯蓄 60000円
支出と収入はプラマイゼロとなっています。
ボーナスは手取りで155万2000円。
・住宅ローン 40万円
・被服費 27万2000円
・旅行費 20万円
・その他 18万円
・貯金 50万円
ボーナスもプラマイゼロとなっています。
貯蓄は毎月6万とボーナスで50万円なので、専業主婦世帯とは言え100万円以上出来ています。
また、その他には奨学金の返済や年払いの税金などが含まれているそうです。
結論から言えば、【このまま子どもを授からず、ご主人の収入が安定して繰り上げ返済すれば楽勝】です。
ご主人の収入も高いですし、なんだかんだ子どもがいるとお金かかります。
ただ、今後子どもが出来てそのまま奥様がフルタイムで働かない事や、2人以上産むとあっという間に火の車になります。
気になるのは【住宅ローン+管理費/修繕積立金で前入居の家賃と同程度になるようにした】と記載されているところ。
約10万円の賃貸で生活していて、頭金も貯金出来なかったという事ですよね。
もしかしたら諸費用や家具代などに充てた貯金だって、社会人になってからも実家暮らしして浮かせて貯めたお金だったり、結婚する時に親が持たせたお金かもしれません。
自力で貯めていないのであれば、今後上がったときに耐えられるかが気になるところ。
交通費も車の経過年数でメンテナンス費用が上がるので、今後上がっていきます。
個人的に気になったのは、食費が3万円ととても低いところ。
単なる少食で健康的な食事を毎日しているのであれば素晴らしいのですが、単に炭水化物の割合が多いだけとかであれば、医療費・保険料が安いのはとても危険。
生活習慣病になったときに一気に積みそう・・・。
私のご近所さんは、住宅ローンで生活が苦しいからと食費を節約していて、ご主人が会うたびに太っているので、同じような家庭なのではと勝手に想像してしまいました。
あと、小遣いの割合が夫37000円・妻20000円であることと、通信費が16000円なのが気になりました。
働いていない奥さんの小遣い高すぎませんか?
スマホ代高すぎませんか?
やはり、この家計簿も家を買わせるために仕組まれたと思ってしまうのでした。
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