貧しくても豊かになりたい

家庭の事情で低学歴で不自由に育った就職氷河期時代の低所得夫婦 好きな事や教育費にお金をかけつつ心を豊かにする生活を心がけています

 

 

資産公開⇒2024年4月資産公開 某製薬会社株購入

家計簿公開⇒共働き世帯年収900万円家庭 夫婦+中学生3人家族の家計簿 

資産を持つメリット⇒資産3500万円超えで変わった考え方や行動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

住宅購入者の家計簿を見て恐ろしくなった

 

某住宅情報誌の家計簿を見て

 

 

いつもブログを読んでくださる皆様、いいねやコメントを下さる皆様ありがとうございます。

 

私は就職氷河期で低学歴・低年収のまま結婚し、世帯年収低くても子育てしながら30代で資産3000万円を突破しているアラフォー兼業主婦です。

 

お金の事で色々発信して少しでもお役に立てる事が出来ましたら幸いです。

 

 

 

 

 

某住宅情報誌に家計簿が掲載されていたので、読んでみました。

 

実際の家計簿はどうかわかりませんが、「これならウチも新築マンション購入出来るかも?」と思わせるような巧妙な家計簿となっていました。

 

1世帯は顔出ししているので、実際の家計簿に近いのかもしれません・・・。

 

年収まで公開して大丈夫なのかしら??

 

私の周りでも結婚したら家を購入するものと思い込んでいるようで、持ち家率はとても高いです。

 

もちろん家を購入しても問題がない経済力の家庭であれば問題ないのですが、中には無計画に購入して子どもに好きな事をさせてあげられなくなったり、進路に影響したり、

日々爪に火をともすような節約を強いられている家庭もあるように思えます。

 

以前もツッコミどころ満載の酷い家計簿があったので記事にさせて頂いていたのですが、今回も公開させて頂きます。

 

yuriamoney.hatenablog.jp

 

 

マネーリテラシーが無い人が住宅を購入するとこうなるのだなと反面教師になれば嬉しく思います。

 

 

 

 

 

 

ツッコミどころ満載のFさん夫婦の物件と借入額

 

顔出しされていたので、後悔するのも恐縮なのですが、一番ツッコミどころ満載だったので紹介させて頂きます。

 

Fさんご夫婦は世帯年収990万円。

 

31歳のご主人が510万円で30歳の奥様が480万円。

 

奥様がなかなか稼がれていますね!

 

羨ましい限りです。

 

物件と購入データは下記の通り。

 

・物件価格 5198万円

・専有面積 68㎡

・3LDK

・頭金0円

・贈与額0円

・借入金額 5198万円

・返済期間 35年

金利 0.5455%(変動)

・毎月返済額 85000円

・ボーナス時加算額 30万円

※収入合算(連帯保証型)で借入

 

ローン債務者はご主人ですが、おそらくご主人だけの年収では5198万円のローンが通らないので奥様の収入も審査に入れてローンを通したのだと思われます。

 

ご主人が亡くなった場合は団体信用生命保険でローンの残債がチャラになりますが、ローン返済中に奥様が亡くなられた場合はご主人だけでローンを払わなくてはいけないのかと思われます。

 

若干リスクが・・・。

 

でも共働きだから仕方ないかもしれませんね。

 

私はそれ以上に、家計簿やご夫婦の考え方にツッコミたくなりました。

 

 

 

 

ツッコミどころ満載のFさん夫婦の物件購入までのストーリー

 

Fさんご夫婦は地元が一緒のようで、お二人の実家は近くにあるようです。

 

そのご実家近くのマンションのモデルルームがあったので、両親と一緒に見学へ行かれて物件に魅力を感じ購入に至ったそうです。

 

 

 

ん?なぜ両親が一緒?

 

両親が住宅の知識のエキスパートならいいのですが、なぜ一緒なのでしょうか?

 

親世代は「家を持ってこそ一人前」とか「家は資産になる」と言った考え方なので、余計な事を言われる可能性もあります。

 

何も言わないご両親なら良いのですが、実際に購入する夫婦だけで決めるべきではないでしょうか。

 

また本誌には「最初は予算の見当もついていなかったので、先に購入した職場の同僚らの話を参考に、借入額や返済額をイメージしました」とインタビューで答えています。

 

これ、言いかえれば【自分たちにはお金の知識は全くありません】と言っているようなもの。

 

そもそも職場の同僚は、ご主人or奥様と同じような収入かもしれませんが、家計の状況はそれぞれ異なりますし、実際に本当に事を話しているかどうかはわかりません。

 

贈与があって返済も楽々かもしれません。

 

そもそも、同僚はほぼ100%ローンを完済しているわけではないのですから、聞く人を間違えています。

 

お金を払ってファイナンシャルプランナーに相談したり、本で勉強するのが正しい行動となります。

 

また、住宅ローンは夫婦の収入を合算して借り入れ。

 

「妻は今後も仕事を続けるつもりですが、私の収入のみで返済が継続できるよう物件価格を抑えました」

 

賃貸のころはキッチンが狭く、外食が多かったが、新居ではキッチンが広くなり、料理が楽しみに。

 

「大型冷蔵庫が置け、食材をまとめ買いできるのが良いですね。以前より外食が減り、食費の節約になっています」

 

 

となります。

 

私の収入のみで返済が継続できるよう物件価格を抑えました。

→ご主人がインタビューに答えていたのですね。

 

私の収入のみで返済が継続できるよう物件価格を抑えたのではなく、ローンの返済期間を長くしたりボーナス払いを設定しました が正しい回答ではないでしょうか。

 

私の収入のみで完済が出来るよう物件価格を抑えたのであれば、素晴らしいですが、これはツッコミたくなります。

 

キッチンが狭いだけで料理しないなんて、これからずっとずっとずっと自炊生活がちゃんと続くのでしょうか。

 

賃貸をディスるのは住宅購入あるあるですけどね。

 

 

 

 

ツッコミどころ満載のFさん夫婦の家計簿

 

Fさんご夫婦をディスりまくっていますが、ここで家計簿を公開してさらにディスらせて頂きます。

 

 

収入は手取りで夫が24万円・妻が22万円。合計46万円。

 

奥様は妊娠中で今後の収入はダウンが見込まれています。

 

支出は下記の通り。

 

・住宅ローン 85000円

・管理費/修繕積立金 20000円

・交通費/車関係費 20000円

・通信費 15000円

・医療費 10000円

・保険料 2000円

水道光熱費 15000円

・食費 50000円

・日用品/雑貨 20000円

・小遣い 200000円

 

支出合計が437000円で月23000円の黒字。

 

ボーナスは手取りで夫が120万円・妻が160万円

 

・住宅ローン 60万円

・固定資産税 10万円

・被服費 20万円

・旅行費 10万円

・小遣い 140万円

・貯金 40万円

 

ボーナスの支出合計はちょうど280万円となります。

 

問題なく返済出来そうじゃん!と思われる方はマネーリテラシーがとても低いです。

 

購入時の家計しか見ていない事になります。

 

妊娠中ですが、出産後は確実に水道光熱費と食費は上がります。

 

元々どんどん値上げされる項目ですが、家族が1人増えれば確実に物凄く上がります。

 

またオムツなど消耗品もかかりますので、日用品も必然的に増えます。

 

そして新築で購入したばかりなので、今後絶対に上がるのは住宅ローンと管理費/修繕積立金です。

 

住宅ローンは変動金利で今後金利が上がっていく可能性が高いので、ほぼ間違えなく上がるでしょう。

 

老朽化が進めば管理費や修繕積立金は間違えなく上がります。

 

また、医療費がご主人が0円になっている事が気になりました。

 

歯医者に定期的に通って歯石を除去する等予防医学はしっかりとすべきです。

 

そしてしっかりと貯金していたり会社の福利厚生がしっかりとしていれば良いのですが、保険料が2000円しかないのも気になりました。

 

病気やケガで収入が一気に下がったときに、家計が厳しくなるかもしれません。

 

何気にルーズな家計は通信費も高い傾向があります。

 

また、育休に入り1年以上休む予定と書かれているので、奥様のボーナス160万円は翌年無くなるのではないでしょうか。

 

そしたらボーナス払い60万円と固定資産税10万円を払ったら、残りは50万円。

 

豪快にボーナスを使ってきたご夫婦が残り50万円で足りますでしょうか?

 

そもそもご主人のボーナスが120万円がずっと続く保証なんてありません。

 

 

このご夫婦や今まで紙面に掲載されてきた家庭の10年後が非常に気になります。

 

子どもは大きくなっていてお金がもっともっとかかっていますし、収入が上がっているとは限りません。

 

にもかかわらず、修繕積立金は増えている可能性が高いです。

 

これで家計が回らなくなって、【生活が厳しいのは政治や会社のせい】ともし考えるようでしたらおかしな話。

 

生活の見通しが甘いからだと私は思います。

 

他にも色々な家計簿が掲載されていますが、最近の傾向としては贈与額が0円の家庭が多いようです。

 

10年ぐらい前は、ほぼすべての世帯で贈与があったと記憶しているので、親世代も厳しくなってきている事がわかります。

 

 

 

 

 

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