学校給食一つで環境が変わる
過去にとても荒れていた中学校の校長先生が、給食を変えただけで学校の様子を大きく変えたという実績があるそうです。
読んでみると、先生方の授業の教え方も変えましたし(給料泥棒レベルのつまらない授業だったそうです)、花壇に沢山の花を植えたり別の角度でも対策をしていたそうですが、食生活で変わる事に驚きました。
もちろんこの本に書かれているのは稀な例だと思います。
給食以外にも家庭でも協力してもらわないと、生徒全体の食生活の変化にはなりませんから。
ただ、給食をきっかけに食生活が変わった事には違いないですし、食生活が人格をも形成するほど大切だと実証出来ています。
子どもの食生活は非常に酷い物で、朝食を食べない家庭も少なくない上に、給食以外の食事もコンビニやカップラーメン、菓子パン、カレーや焼肉という荒れたものだったそうです。
色々な働きかけで学校が良い環境になり、学力レベルも上がったそうです。
同じ公立でも教育者の働きかけで環境はこんなにも変わるのですね。
少年犯罪をした子の食生活
著者は殺人などの少年犯罪を犯した子の食生活や学校の環境を確認していて、私も記憶にある有名な事件が何個も取り上げられていました。
エリートで有名進学校に通っているにも関わらず、栄養バランスの悪い食生活(肉中心と書かれています)の家庭が多かったようです。
また学校も花壇や木など癒される植物が無く、殺風景だったそうです。
家庭環境も悪く、子どもの心が病むのも仕方ないかもしれません。
ある意味子どもの犯罪ではなく、両親の犯罪でしょう。
思えば、わが子の同級生も人間トラブルを起こす子はスナック菓子ばかり食べていたり、頻繁にファストフードへ行ったりする家庭が多いです。
納得できない! 高校生の4割以上が生活習慣病予備軍
スーパーに買い物に行くと、大半の人のかごの中身がジャンクで驚きます。
スナック菓子・アイス・砂糖たっぷりの清涼飲料水・カップ麺・菓子パン・冷凍食品・レトルト食品・加工肉製品・・・。
生鮮食品やお米等が大半をしめてる家庭もいますが、半分ぐらい上記のジャンクフードが入っている家庭も少なくないのに驚きます。
レジ打ちの仕事したら、驚く光景を沢山見てしまうかも・・・。
それは気のせいではなく、この本には【高校生の4割以上が生活習慣病予備軍】と書かれていました。
高校生の時点でそうなってしまうなら、大人になったらほぼ間違えなく生活習慣病になるでしょう。
3人に1人は生活習慣病ですから、ベースはすでに高校生から出来上がっているのですね。恐ろしい。
高校生なんて、親が用意した食事でほとんど育ってきたのですから、子ども自身ではなく保護者の責任ではないでしょうか。
とある自治体で、保険料が足りず値上げに踏み切ろうとしたところ、
「好きな物を食べたい放題食べて暮らして病気になった人の医療費を、なぜ健康を考えて努力している人が補わなければならないのか」
と反対が多かったそうです。
私も健康にはかなり気を遣っていますし、夫婦共働きでかなり高額の保険料を納めています。
だらしない生活をして生活習慣病になった人の保険料は3割ではなく、もっと高額にしてもいいのではないかと思います。
自己責任ですし。
周り食べたい放題好き勝手な食生活をしようと、YURIA家は健康な食生活を継続して、資産も健康体も維持していけたらと思っています。
のちのちの医療費の事も考えると、健康こそ最大の節約ではないでしょうか。
ゆくゆくは医療負担は3割を超える可能性もあります。
負担率が増えても、YURIA家は困らないように気を付けていきます。
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