年金の新常識
いつもブログを読んでくださる皆様、いいねやコメントを下さる皆様ありがとうございます。
私は就職氷河期で低学歴・低年収のまま結婚し、世帯年収低くても子育てしながら30代で資産3000万円を突破しているアラフォー兼業主婦です。
お金の事で色々発信して少しでもお役に立てる事が出来ましたら幸いです。
今回は【年金の新常識】について書きたいと思います。
このブログを読んで下さる皆様は、年金について詳しかったり、老後の準備をきちんとされている方も多いと思いますが、年金制度はどんどん変わっています。
2020年にFP2級取得したのですが、年金をはじめ色々な制度が変わっていく・・・(泣)。
今回は東洋経済2022年4月23日号の【年金の新常識】より最新の年金について読み、まとめますので参考にして頂けますと幸いです。
ますます老後資金は自助努力を必要とする
NISA つみたてNISA iDeCo・・・マネーリテラシーの高い皆様ならよくご存じではないでしょうか?
学校教育でもお金の教育が導入されていったように、国は日本人のマネーリテラシーを向上させ投資で資産を増やし、老後資金は自助努力で用意して貰おうという方針になってきています。
年金支払額、消費税、社会保険料等支払う金額はどんどん増えていますが、投資による運用益を非課税にできたり、iDeCoによって所得税・住民税を減税出来たり、減らせる制度はきちんと用意されているのです。
まさに【知識のある人は損を軽減できるけれど、知識のない人はどんどんお金を吸い取られる】時代になってきています。
2022年度から年金受給額は0.4%減りました。
2021年度は0.1%減なので2年連続で減額されている事になります。
理由は【コロナの影響で賃金が減り、納税する人が減ったから】との事。
真実はわかりませんが、今後も色々な理由をつけて減額される可能性は十分あり得ます。
平成後期のわが子なんて、高齢者のために年金を払い続けるだけで受給出来なくなる・・・な~んて事もあるかもしれません。
(今の制度だったらそんな事はありませんが、国のトップはどんどん交代しますからね・・・)
年金だけで生活する事は、あまり考えないほうが得策かと思われます。
75歳まで繰り上げ可能に
今の高齢者は非常に元気です。
私の勤務先でも60代でも仕事をしっかりと任されて、毎日23時ぐらいまでガッツリ働いている人もいます。
夫の勤務先でも60代の方が多く、70歳近くでも夫より稼いでいる人もいます。
働き続けてしっかりと稼いでいる方は年金受給を延ばしても生活する事が出来ます。
年金受給は繰り下げる事も出来ますし、繰り上げる事も可能。
1ヶ月遅らせると月0.7%増
1ヶ月早めると月0.4%減
従って受給タイミングによって年金受給額が変わります。
75歳 +84%
73歳 +67.2%
70歳 +42%
65歳 ±0
60歳 -24%
気になる損益分岐点は下記の通り。
75歳受給開始の場合は86歳
70歳受給開始の場合は81歳
大きな持病がなくて健康的な方であればほぼ損をする事はなさそうです。
現時点ではほとんど人が65歳から受給開始している
75歳まで繰り上げ可能になったのですが、実際繰り上げ受給や繰り下げ受給をしている方はどのぐらいいらっしゃるのでしょうか。
誌面によると下記の通りでした。
65歳から受給 86.1%
繰り下げ受給 1.5%
繰り上げ受給 12.4%
厚生年金
65歳から受給 98.7%
繰り下げ受給 0.9%
繰り上げ受給 0.4%
ほとんど方が65歳から受給開始しています。
現時点でシニアの仕事のほとんどは、非正規雇用で生活費の足しかお小遣い稼ぎぐらいの収入の方が多いのではないでしょうか。
60歳以降の雇用が安定してくると、今後繰り上げ受給する方が増えるかもしれませんね。
高齢化が進み従来の規定であれば年金を納める人が減っていく一方ですが、高齢者で働き続ける人は増え、パートタイマーでも厚生年金に加入する対象がどんどん増えているので、納める対象の割合はどんどん増えていっています。
年金のみをあてにしなくても、将来きちんと受け取る事が出来たらいいですね。
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