子どもの進路について親がどこまで言及するか
いつもブログを読んでくださる皆様、いいねやコメントを下さる皆様ありがとうございます。
私は就職氷河期で低学歴・低年収のまま結婚し、世帯年収低くても子育てしながら30代で資産3000万円を突破しているアラフォー兼業主婦です。
お金の事で色々発信して少しでもお役に立てる事が出来ましたら幸いです。
私には中学生の子どもがいて、現在部活・学校・塾･･･ととても忙しい日々を過ごしています。
特に大変だなと思うのは、塾がある日の帰宅は22時頃なのですが、1分1秒でも早く寝るようにして、翌朝6時半過ぎには家を出て朝練に行く日。
あまりしたくないのですが、貴重な成長期の睡眠時間を削って生活しています。
学校で一番強豪でハードなので、ほぼ毎日朝練から部活があり、自由時間なんてほとんどありません。
正直なところ恋愛している時間さえもありません(苦笑)。
ですが、本人は毎日楽しそうに日々を一生懸命過ごしていて、そんな姿を見て私は元気を貰っています。
部活の顧問の先生も、塾の先生も休みはとてつもなく少なく、子どもの為に一生懸命働いていらっしゃいます。
親子でまわりの人に感謝しながら過ごす日々です。
今を一生懸命生きていてやるべきことを回すだけで精一杯のわが子ですが、親として思う事を書かせて頂きます。
不自由な母親が考える今を一生懸命生きているわが子の進路
教育に関する書籍を沢山読んできましたが、親が実際経験した事で楽しかった事を伝えるのも前向きに考える事が出来るので有効であるというような事を読んだことがあります。
残念ながら私には、子どもが前向きになれるようなエピソード等ほとんどありません。
学校はスラム化していてイジメにあっていましたし、高校は進学校に通っていたものの、生活費を稼ぐためにバイト漬けで部活はもちろんの事勉強もさせて貰えませんでした。
大学進学なんて夢のまた夢で、専門学校も価値観の合わない人が多く苦痛でした。
学生時代はいじめにもあっていたし、学生バイトでは客にも正社員やフリーターから嫌な思いを沢山してきたので、出来るだけ人と関わらず成果を出せる頭脳系の仕事がしたいと思っていました。
でも、そのような仕事は最低でも大学を出ないと就職できません。
超就職氷河期だった事もあり、私の第一希望は【正社員になること】でした。
夢も希望の何もありません。
親に植え付けられた勝手な価値観です。
そんな私ですが、紆余曲折を経て比較的頭脳系の仕事をするようになっていて、コロナをきっかけにほぼ毎日テレワークという人と大きく関わる事もなく仕事が出来ています。
まさかのタイミングで最近夢が叶っているのですね(笑)。
100点満点の理想の生活かといえばそうではないような気がしますが、間違えなく90点以上の満足度。
ワンオペ家事育児で忙殺されていますが、大好きな夫と子どもと一緒に生活出来ている事はこの上ない幸せな事です。
わが子は今のところこれ！と言った進路希望はないようですが、私のようにテレワークで仕事をしたいとは言っていますし、好奇心旺盛なので、色々な仕事をしたいようです。
学生時代は進路にこだわらずとも、長い人生の中でやりたい事を見つけ出して幸せに過ごして貰えたらと思います。
とりあえず私は、わが子がお金に苦労しないように、お金の知識を教えるのみです(笑)。
学力が高いからと進路を決めつけたくはない
「●●さん(わが子)は、勉強も出来るし運動神経もいいから、A高校とかB高校(どちらも超難関校)とか行くのかな～？うちの子も行って欲しいけど、無理だな～」
冒頭の方はお世辞はスルーして、うちの子にもA高校やB高校に行かせたいというところが引っ掛かります。
言葉には出さないけれど、あからさまに子どもに行かせたい高校や大学を具体的に出したり、高い偏差値のところに行かせたいという親御さんは多いです。
私も心のどこかでそのように思ってはいますが、親のエゴだな～といつも思っています。
たしかに進学先で一番多いのは偏差値50ほどの近所の学校なので、そのあたりのレベルに流されたくないなぁという気持ちは少なからずあるのですが･･･。
(大学費用もしっかり用意している私としてはそこは譲れません。ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ。)
先日塾の先生から志望校を聞かれたのですが、全く決まっていない事をお伝えしました。
ただ、わが子の学力に合ったレベルの学校の雰囲気等を教えて頂けてアタリをつける事が出来そうでとてもありがたかったです。
まだ中学は始まったばかりですが、このまま順調に学力をキープすれば難関校に受かると思いますとの事でした。
ただ難関校によっては、大学受験でも最難関レベルの志望校以外は認めない等色々あるようで、学力が高い＝難関の高校→難関の大学へ進学 というのは違うのではないかと私は思います。
レベルの高い大学に進学して大企業に就職する事が、幸せな人生とは言えません。
そもそも、学校に通うのは子ども自身ですし、学費を払うのは親である私達です。
口出しされて、本人が希望していない学校に進学した結果本人に合わなかったらどう責任を取ってくれるのですかと言いたいです。
とは言え、本人はやるときはやる志の高い子が価値観に合っていると思うので、それなりのレべルの志望校を自分で探し出してくると信じています。
受かるかわかりませんが、私は可能な限りサポートするのみです。
人は誰でも1日24時間・1年は365日と限られています。
その中でやりたい事は限られてしまってます。
本人が後悔しないようにある程度は選択させてあげたいと思います。
夢は叶うとは限らないけれど、夢に向かって走り出した人にしかチャンスはやってこない
こちら本に書いてあり、心にささりました。
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