定年後、お金で泣く人 笑う人
我が家はフルタイム共働きで世帯年収700万円と少なめですが、30代で資産3000万円を突破していて、世の中の人が悩まれる教育費と老後資金についてはクリア出来ていると思っています。
今回は老後資金についてお役に立てればと思い、記事を書かせて頂きます。
山崎元さんの書籍【定年後、お金で泣く人 笑う人】を先日読みまして、参考になりそうな情報をピックアップしてお伝えします。
この書籍は経済評論家である山崎元さんが老後資金について相談をしてきた内容の対談を一冊にまとめた本です。
学校では教わる事がなかったお金の知識がないまま老後を迎えようとしている50代のご夫婦が相談者なのですが、典型的な日本人そのものなのです。
知識や行動の差で、お金で泣く人と笑う人が別れるという事がこの一冊にわかりやすくまとめられています。
50代でなくても、お金の知識に自信のない方、老後資金が厳しいという方には大変オススメですので是非読んでみて下さい。
老後資金の単位は360
詳しく書きすぎるとネタバレになってしまうし、基本中の基本の話ばかりなので割愛させて頂きますが、他の書籍にはなかなか書かれていない事を紹介させて頂きます。
それは【老後資金は360】で考えるという事。
360という数字はどこから出てくるのでしょうか?
それは65歳でリタイアして、95歳まで生きるとしたら老後は30年ある事になります。
30年=360か月
老後のお金をこの360で考えると良いと書かれていました。
ボーナスや運用利益で360万円を手にした場合、【老後の30年間、毎月1万円ずつ使えるお金が増えた】と考える事が出来ます。
平均寿命より長いのですが、年々寿命が延びている事や寿命より長く生きる可能性も十分にあるので95歳まで生きると予測しているのです。
月1万円増えるというのは、月々の年金受給額が15万円だとすると16万円になるという事になります。
逆に360万円失えば、月1万円分使えたはずのお金がなくなったと考えられます。
運用のリスクを考えたり、リフォーム等の大きな出費の時にも参考になる数字です。
最近は資産を運用しながら取り崩すスタイルが浸透してきていますので、預金から崩す場合の考え方となりますが、斬新でわかりやすい判断基準になるのではないでしょうか。
余談ですが、私は平均寿命が延びているからこそ、預金は世界株式や米国株のインデックス投資を中心にして、年3~4%の取り崩しがオススメです。
3000万円で3%の取り崩しで30%の税金がかかった場合、年63万円・月52500円です。
トリニティ大学の4%取り崩しルールによると、3000万円を95%の確率でキープ出来るのでこちらの方が安全ではないかと思います。
3000万円なんて無理と思われるかもしれませんが、知識を身に付けながら出来るだけ早めに多く用意される事をおススメします。
老後笑える人になろう
この書籍には
■銀行にお金の相談をしてはいけない
■介護費用や教育費の考え方
■保険に入りすぎてはいけない事
■投資の基本
■お金の守り方
と、マネーリテラシーの低い日本人の為の日本人によるわかりやすいお金の内容がわかりやすく書かれています。
知識がないまま働きたくても働けない老後破産になったら目も当てられません。
そうならない為にも、知識に自信の無い方には大変オススメの一冊です。
老後はみんなお金の悩みなしで笑って過ごせる事を願っています。
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