闇金ウシジマくん面白い
節約やお金に関する情報を発信しているYouTube動画でよく話題に出てくる【闇金ウシジマくん】がとても気になりまして、少し前にみていました。
原作はマンガですが、山田孝之さん主演の映画やドラマになっていて私はdTVのお試し期間をフル活用して映画とドラマ版で楽しませて頂きました。
10日5割（トゴ）という暴利で闇金の金融業に関わる様々な人間模様と社会の闇が描かれているストーリーで借金の恐ろしさをわかりやすく学ぶことが出来ます。
数々の名言もあり、心に刺さるものがありました。
方向性は若干違いますが、カイジシリーズも大好きです。
こちらも借金を背負う恐ろしさがリアルに描かれていて、こういくお金のドロドロ系が好きなようです(笑)。
今回は、低学歴・低所得でも30代で資産3000万円を突破する事が出来た私が、この闇金ウシジマくんをみて思った事を正直に書かせて頂きます。
借金は未来の自由を奪う
そこにお金を借りる人ですから、当然借りに来る人は本当に追い込まれている人やギャンブル依存症ばかり。
ウシジマくんは借りに来る人がどのような人か的確な判断をしていて、賢いです。
ちなみに若い女性が返済が困難になると提携している風俗で働かせ、男性の場合は人身売買したり嫌がらせをしています。
このカウカウファイナンスで借りる人は返す事を考えている余裕のない人・返す気持ちが無い人ばかり。
10日で5割の金利ですから、10万円借りて仮に10日後に5万円工面出来たとしても金利の返済しか出来ていない事になります。
相当短期間で稼げる見込がない限りは、金利の返済だけでも精いっぱい。
私が知る限りでウシジマくんが特別扱いしていない場合きちんと自力で返済出来ていたのは、窪田正孝さんが演じてる新人ホストと本郷奏多さん演じるネットビジネスで成功する元派遣社員の沢村君だけだったと思います(漫画版はわかりませんが)。
この2人は借りた時点で絶対稼いで返すぞという勢いがしっかりありましたね。
借金をすると自由が奪われます。
お金を稼いでも返済しなくてはならず、常にお金の不安がつきまとい平和に暮らす事が難しくなります。
お金にだらしない人は家の中もだらしない
お金持ちの家はほとんど家が片付いていてきれいと言われていますが、借金している人の家はみんな散らかっています。
散らかっている以前に生活に仕方がわからないのでは？と思うようなセットになっていて、忠実に再現されていると思われます。
親がだらしないせいで子どもに影響しているのを見ると切なくなります。
子どもは親を選ぶことが出来ないですよね。
一見華やかそうなブランド物を身に付けた読者モデル(？)の家の中がゴミ屋敷でドン引きしました。
どんだけ見栄っぱりなんだろうって思いました。
ちなみにウシジマくんは机を丁寧に拭いたり、お金もきちんと揃えていたり管理をきちんとしていたりきれいにしています。
お金を貸すときお金を投げていますけどね(笑)。
印象に残ったシーン
お金をきちんと貯められる人は家はもちろんの事財布もきれいにしていると言われています。
財布はお金にとっての家なので、居心地をよくしてあげるべきという事ですね。
債務者を見ているとびっくりするほどお金を雑に扱っている人がほとんどです。
そんな私は印象に残ったシーンがあります。
宇津井という元フリーターで親のお金を財布から盗んでパチンコに溶かしている引きこもりのダメ人間だったのですが、実家を追い出され、ウシジマくんに祖母の実家を奪われ、母親がずっと返済していました。
母親が倒れた時に心を入れ替え、ウシジマくんに借金を自ら返済する事を近い介護と工場の夜勤の仕事を掛け持ちしながら少しずつ返済するようになりました。
その返済時に封筒に入れて丁寧に渡しているのです。
お金の扱い方まで変わってきたのだなとじーんときました。
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