おひとりさまの貯蓄額
読者の皆様はマネーリテラシーが高く、お金をしっかり貯めたり増やしているかもしれませんが、世の中の貯蓄額ってどうなっているのか気になりませんか?
世の中の貯蓄額を知る事で、日本の今後の経済状況を知る事が出来ますし、日本の現状を知る事が出来ます。
今回は 金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和3年版から参考にさせて頂きました。
2人以上世帯と単身世帯でわかれているのですが、2人以上世帯だとファミリー層とカップルのどちらも混在しているので、今回は単身世帯のみ公開させて頂きます。
先に結論を申し上げますと 単身世帯の方が貯蓄額は少ない傾向 にあります。
これは、お金がないから結婚できない人も含まれていますし、2人以上世帯の方が教育費や住宅購入費等未来に使うお金を備えている傾向にあるからではないかと推測します。
先々に使うお金を備えている平均や中央値(下から数えてちょうど真ん中の値。こちらのほうが現実的な数値と言われています)よりも、単身世帯のほうが現実的な数値ではないかと思います。
では、日本人の貯蓄額の現状を確認してみましょう!
データ内容と日本人の傾向
今回参照するデータは 20歳以上80歳未満の単身世帯全国2,500世帯を調査したものです。
かなり幅広い年齢ですね。
地域別では関東多めに比率で、世代はほぼ均等、男女比は男性が若干多めです。
日本人は高校生から金融教育が始まり、お金の知識・投資の知識を今後つけていく傾向にあります。
給料が右肩上がりで、終身雇用で定年まで働き、定年は年金でのんびり暮らすという事は今後出来なくなります。
複数の仕事をしながら、投資で資産を増やし、資産がなければ死ぬまで働く・・・というスタイルになるかもしれませんね。
お金の稼ぐ力よりも、お金の知識の有無で今後格差が生じるでしょう。
金融資産保有額は平均1062万円・中央値100万円
金融資産保有額は
2021年
平均1062万円 中央値100万円
2020年
平均653万円 中央値50万円
2019年
平均645万円 中央値45万円
でした。
2020年2月からコロナ騒動が起きましたが、2020年も2021年も増えているのでコロナの影響はないようですね・・・。
むしろ、巣ごもりブームで資産を増やした人が増えたのかもしれません。
平均の金額が高い印象があると思いますが、これは一部の沢山保有している人が平均を押し上げているからです。
下から数えてちょうど真ん中の数値である中央値が現実に近い金額と言われています。
なので最新のおひとりさまのちょうど真ん中の貯蓄額は100万円という事ですね。
・・・いかがでしょうか?
20代であれば立派に貯めている印象ですが、30代以降ではちょっと頼りない金額かなと思うのは私だけでしょうか?
借入金のデータもあったのですが、日々の生活資金に使っている人が41.1%もいる事が気になりました。
ウシジマくんに出てくるような自転車操業の人なのか、単にクレジットカードで生活費を支払っている人なのか・・・。
また旅行・レジャー資金に借入金を使っている割合が10.5%でした。
・・・貯めてから行けよ!と思わず突っ込みたくなるのは私だけでしょうか・・・。
持っている人は持っています
金融資産を持っていない人が大きく出てしまいましたが、持っている人は持っています!
こうしてみると資産100万円未満がほとんどという事がわかってしまいますね。
1億円以上が33世帯。
5000万円以上1億円未満がが105世帯。
いわゆる準富裕層以上の世帯もボチボチいます。
とても面白いデータですね。
貯蓄はそれなりにした方が良い
何度もお伝えしていますが、貯蓄が大事です。
貯蓄がなければ、食べたいものも食べれないし、やめたい仕事もやめられません。
今でいえば、ウクライナから避難されている方々もお金の有無で今後の選択肢が変わってくるでしょう。
東日本大震災でもお金のある人のほうが日常を早く取り戻す事が出来ました。
将来何があるかわかりません。
国のせい・時代のせい・会社のせい で終わりにせず、少しでもお金を貯める事が出来れば家計エリートになれるはずです!
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