老後資金に不安のある人は多い事実
10年以上前に、とあるマネーセミナーへ参加したときの事。
「将来までしっかりと資産形成出来ている人はいらっしゃいますか?」
という質問がありましたが、挙手している人は誰一人いませんでした。
私は当時20代半ば。
苦学生と薄給と奨学金返済・一人暮らしのおかげで、節約は超がつくほど得意でしたが、老後の事なんて考える余裕もありませんでした。
今を生きるのに必死なのに老後なんて・・・という思いがありました。
でも、そのセミナー講師のファイナンシャルプランナーさんが、
「この質問で挙手している人に今まで出会った事はありませんので安心して下さいね」
・・・と言って、資産の増やし方や日本の老後についてわかりやすく教えて頂きました。
お陰様で、20代から老後資金の準備を開始したので、アラフォーである現在は老後資金の不安はありません。
今、老後資金に不安がある人はどのぐらいいらっしゃるのでしょうか・・・?
調べてみました。
単身世帯の老後資金に不安のある割合は76.4%
金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査 令和3年調査結果の単身世帯の結果を確認したところ、老後資金に不安のある人の割合は下記の通りでした。
非常に心配である・・・42.9%
多少心配である・・・33.5%
合わせると、76.4%の人が心配しているという事になります。
また年金に対する考え方においては下記の通りでした。
日常生活費程度を賄うのも難しい・・・47.3%
ゆとりはないが日常生活費程度は賄える・・・44.7%
年金のみでゆとりある老後を過ごせる人の割合は8%ほどです。
大企業に勤め企業年金があったり、公務員の方でしょうか・・・?
私の祖父母は戦争の恩給もある上、質素倹約な生活をしていたので余裕でした。
そのような方もいらっしゃるのかもしれませんね。
二人以上世帯の老後資金に不安のある割合は約8割
続いて、二人以上世帯で老後資金に老後資金に不安のある人の割合も見ていきましょう。
非常に心配である・・・35.7%
多少心配である・・・42.3%
合わせると、78%の人が心配しているという事になります。
ほとんどですね。
二人以上世帯の場合、パートナーや家族にも迷惑がかかる可能性があったり、子どもや孫への資金援助なども発生する恐れがあるからかもしれません。
また年金に対する考え方においては下記の通りでした。
日常生活費程度を賄うのも難しい・・・35%
ゆとりはないが日常生活費程度は賄える・・・55.8%
前年度はゆとりはないが日常生活費程度は賄えるが49.3%だったので、1年で急に賄える世帯が増えました。
もしかしたらコロナの影響で外食やレジャーが減ったからでしょうか・・・?
質素に暮らせる人の割合が増えたのかもしれませんね。
自分年金作りと生活ダウンサイジングでがオススメ
日々の生活で精いっぱいの方も少なくないと思います。
私も独身時代は薄給で一人暮らしだったので、日々生きていくのに必死でした。
今は多少ゆとりはありますが、夫婦ともに退職金はありませんし、所得も多くないので年金受給額も少なく油断は出来ません。
出来る範囲で準備をしています。
ゆとりのある老後生活をおくりたい
⇒iDeCo 確定拠出年金 つみたてNISA等で自分年金をつくる
年金だけで生活できるようにしたい
⇒生活をダウンサイジングしてミニマリストの生活に近づける
シンプルにお伝えすると上記が一番良い方法かな?と思います。
お互い頑張りましょう!
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