貧しさを計る新しい係数
いつもブログを読んでくださる皆様、いいねやコメントを下さる皆様ありがとうございます。
私は就職氷河期で低学歴・低年収のまま結婚し、世帯年収低くても子育てしながら30代で資産3000万円を突破しているアラフォー兼業主婦です。
お金の事で色々発信して少しでもお役に立てる事が出来ましたら幸いです。
貧しさや豊かさを計る係数でエンゲル係数やエンジェル係数があります。
聞いたことのある人も多いのではないでしょうか?
エンゲル係数とは家計に占める食費の割合で、この数値が高いほど貧しいと定義されています。
一般的な目安は25%との事です。
またエンジェル係数とは家計に占める子育ての費用の割合で、こちらも一般的に25%ほどが目安となっているそうです。
どちらも私にとってはとても大事な費用。
割合を気にせず、ほどほどに使っていきたいものです。
ゼニの幸福論 という書籍に面白いオリジナル係数が出ていましたので、紹介させて頂きます。
この数値は非常に興味深く、現代の貧しさを計るには適した数値だと私も思いました。
ゼニの幸福論 は、ナニワ金融道の作者である青木雄二さんの書かれた本です。
1998年に書かれた内容ですが、現代でも変わらない部分がとても多く楽しく読むことが出来ました。
青木雄二さんは、ナニワ金融道で物凄く稼ぎ、掲載を終えた後はスパッと漫画家を辞め悠々自適に過ごしているFIREの先駆けである事を知りました。
出版がよく許されたなぁと感心するほど、汚い日本の裏の真実を厳しく書いています。
お金に関する書籍でFIRE本や投資本に飽きてきたなと思う方や、ナニワ金融道がお好きな方には大変オススメです!
その名も青木係数
エンゲル係数やエンジェル係数を冒頭で紹介させて頂きましたが、今回紹介するのは青木係数です!
青木雄二さんオリジナルなので、青木係数と名付けられています。
青木係数=住宅費+食費の合計に占める割合
さて、皆様は計算する事は可能でしょうか?
私は下記の記事で、家計簿を公開させて頂いていますので、この数値に合わせて計算してみたいと思います。
1年間の住居費・・・11万円×12ヶ月=132万円
1年間の食費・・・65000円×12ヶ月=78万円
手取り年収・・・550万円
(132万円+78万円)÷550万円=約38%
上記の住居費には、家賃だけでなく更新代・駐車場代・保険料も含まれているので、この数値で良いか迷いましたがそのまま計算しました。
食費は外食費が別ですが、豪華な外食は株式投資の利益から捻出していますし、65000円もかからない月も多いのでこのままにしてみました。
また、手取り年収は夫婦の給与所得のみ。
別で配当金や副収入もありますが、今回は除外しています。
青木係数は38%で、エンゲル係数は約14%。
住居費の割合は24%という事になります。
果たして、青木雄二さんは何%だったら貧乏と定義されているのでしょうか・・・?
50%を超えると貧乏確定
どきどきしながら読み進めていたところ、青木係数が50%超えていたら貧乏確定であると書かれていました。
YURIA家は何とか貧乏脱出出来ました(笑)。
夫の会社倒産で、年収大幅ダウンしてからまだ回復出来ていないのでヒヤヒヤしましたが、良かったです。
ちなみに青木雄二さんは漫画家を辞めのんびりと過ごしているものの、所有している不動産での収益や講演会での収入があり、青木係数は常に10%未満だそうです。
まさにFIRE成功者ですね!
住居費と食費で半分持っていかれたら余裕がないのは当然と書かれています。
衣食住の2つを占めていますからね。
私自身も、超就職氷河期で低学歴という事もあり、低所得で一人暮らしをしていたのですが青木係数は56%ほど。
健康的で文化的な最低限度の生活さえ出来ていませんでした(泣)。
都心から1~2時間もかかる郊外の狭い住宅を買って、満員電車で必死で通勤している(今は満員電車かわかりませんが。コロナ禍なので)日本は貧しい国であると本書は厳しい現実を突っ込んでいました。
現実的に、こんな辛い思いをしているのに青木係数が50%超えの家庭は少なくないのではないでしょうか?
今後、雑誌等に掲載されている家計簿で青木係数を算出する事になりそうです(笑)。
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