ワーママ歴10年以上
私は子どもが1歳の時に保育園に預け、そこから休まずずっと働き続けています。
気付けば子育てしながらのフルタイム勤務が10年以上経過しています。
結婚した時点ではほとんど貯金が無く、当時の夫の収入は少なくなかったのですが、退職金がないし会社の業績も不安定だった事もあり、共働きは絶対に避けては通れませんでした。
1LDKのアパート住まいでしたし、節約すれば生活出来なくはなかったのですが、家庭の事情で大学進学を断念しただけでなく、高校は働きづめだった私は子どもに同じ思いを絶対にさせたくなかったので必死でした。
非正規雇用で育休取れるどころか、妊娠を理由に解雇されそうになったぐらいの環境だったので、保育園入園後に再就職。
不運にもリーマンショックの影響が残っていて不況で仕事が選べず、フルタイム残業ありの職場でワーキングマザーとしての生活がスタートしました。
認可保育園に入園出来て、乳児育児中にも関わらず採用して下さった企業があっただけで、有頂天になっていて夫とはほとんど話し合わなかった事で、地獄の始まりでした。
送り迎えも家事も私
今では働きやすい職場でしたが、当時は過酷でした。
前任者が質問するだけでキレるおかしな人でろくに引継ぎもしてもらえず、わからない事だらけで毎日残業。
保育園は延長で長時間預かってもらっていました。
最後のお迎えだった事もあります。
にも関わらず、夫は独身時代や育休時代と同じように、箸1本たりとも洗わないし、子どもの面倒もろくに見ません。
料理は出来ないので、当然全て私。
保育園もなんとか入園できたという状況だったで、徒歩15分ぐらいの遠い場所だったのですが、送迎も全部私。
こんなに非協力的な父親はほとんどいないようで、園長先生が何もしない夫に怒っていたほどでした。
たしかに夫は営業職で少々ブラック企業だったので、帰りは23時以降になる事が多かったので仕事だけでもクタクタです。
でも、しょっちゅう同僚と飲みに行っているし、時々客先から直帰出来た時も家に帰らず、わざとカフェで事務処理をしてから帰宅していましたし、朝に客先直行できるときもギリギリまで寝ていて保育園への送りもしてくれませんでした。
休日も休日で朝食が出来るまでは絶対に起きないし、当時しょっちゅう病院に行っていたのですが、その付き添いもほとんど私一人に押し付け。
もちろん休日の家事もほとんど私に押し付け。
夫は掃除機をかけるぐらいしかしてくれませんでした。
家事を分担して欲しいと求めてみた
雑誌やネットで見ても、こんなに家事育児を一人で背負っている母親なんていないのです。
我慢の限界になり、ある日訴えました。
「私だってフルタイム勤務で大変なんだから保育園の送りとか家事をやってほしい」
そしたら、
「じゃあ、生活費を折半しろ!そうすれば分担してやる。俺だって家族の為に一生懸命働いてるんだから」
と返ってきました。
当時の年収は夫が600万円、私が250万円ほど。
お恥ずかしながら私は、夫に生活費を依存していました。
夫が財布を握らせたくないという理由で夫婦別財布なのですが、夫が基本的な生活費全般を担当し残りは自由なお小遣いで、私が保育料と老後やマイホーム(結局買っていませんが)の貯金担当でした。
私は貯金を増やすために必死で節約していましたが、年収600万円で生活費を出してもかなり残る夫は、美容院やスキンケアにもかなりこだわってお金をかけているし、洋服もしょちゅう買っていて【子育てしているのにオシャレなパパ】なキャラで評判でした。
はっきり言って専業主婦家庭の同僚よりも全てグレードが上で、共働きの恩恵はちゃっかり受けています。
悔しいけれど、私はあきらめてワンオペ育児を続けなければなりませんでした。
この事で何度も喧嘩しました。
そして、子どもにも夫にも何度も八つ当たりしてしまいました。
子どもの将来の為に働いているのに。
夫だって遅くまで働いているのに。
私の負担も相当でしたが、言い方が悪かったし、もっと上手に交渉すればよかったのではないかと反省しています。
夫の会社が激務なのは結婚する前からわかっていた事。
夫の事が大好きで覚悟の上で結婚したはずなのに・・・。
実際夫の会社の同僚でフルタイム共働きは少なく、だからこそ家事育児分担の発想が全くなかったのです。
そして現在
結局は解決しないままワンオペ育児は続き、子どもが大きくなり、仕事も慣れて仕事量をめちゃくちゃ増やされても定時で帰れるようになり、学童は家の近くに入れたので、小学校入学後はだいぶ楽になりました。
集団登校だったので朝の送りが無く、学童が自宅近くになっただけで、負担はとても軽くなります。
子どもには申し訳ない気持ちもありますが、保育園では担任の先生以外の先生と沢山関わる事が出来たし、乳児の頃から幼児の子と同じブロックをしたり絵を描いたりする機会があったからか、同級生よりもずっと上手だったり長時間預けた事で良い事もありました。
子どもは冷静に見ているようで、【結婚するなら稼ぎがほどほででも家事が出来る男性】を希望しています(笑)。
2020年には夫の会社が倒産し、やむなく転職して年収200万円もダウン。
私の収入があったからこそ、年収にこだわらず転職活動が出来たと感謝されました。
そして前ほど多忙ではないので、時々料理をしてくれたり、毎日少し家事をしてくれるようになりました。
家事育児のやる気がなかったわけではなく、やれる体力が無かったのかな?
これは夫だけが一概に悪いとは言えず、残業があって当たり前の日本社会の仕組みに問題があるのだと思います。
この事が教訓になり、わが子には【一人でも自活できる】教育方針で子育て中。
もし結婚した時に、夫と対等に稼ぎ、シングルマザーになってしまっても貧困家庭にならない事が目標で、現在は成績トップクラスをキープしています。
YURIA家のような醜い争いをしない夫婦が増えて欲しいと願っています。
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