貯金ゼロの人だけではない
いつもブログを読んでくださる皆様、いいねやコメントを下さる皆様ありがとうございます。
私は就職氷河期で低学歴・低年収のまま結婚し、世帯年収低くても子育てしながら30代で資産3000万円を突破しているアラフォー兼業主婦です。
お金の事で色々発信して少しでもお役に立てる事が出来ましたら幸いです。
このブログを読んで下さる皆様はマネーリテラシーが高く、お金をしっかりと貯められている方が多いかと思いますが、貯金がゼロに人は非常に多いのが現状です。
私は過去のブログで貯金100万円ある事は日本において貯蓄額としては優秀である事を書かせて頂きました。
貯金100万円未満や貯金ゼロ人が多い事はもちろんの事、それどころかマイナスの人も非常に多いのです。
今回は、借金をしている割合とその理由についてを書かせて頂きます。
独身で貯金無しの割合は1/3以上!?
今回は金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査の令和4年のデータをまとめさせていただきました。
選ばれた2500人からデータを取っていますので、日本人全体のデータとしてはかなり信用の高いデータとなっています。
独身の貯蓄額は下記の通りになっています。
1億円以上保有しているリッチな人もいる一方で、0円の割合は34.5%となっていて、1/3を超えている事実がわかります。
なお、調査結果によると平均の金融資産保有額は871万円、中央値はちょうど100万円です。
中央値は下から数えてちょうど真ん中にいる人の数字。
平均だと物凄い金額を保有している人が平均値を押し上げてしまうので、中央値が実際の数値に近い事になります。
今回はこの単身世帯にフォーカスして書かせて頂きますが、ファミリー世帯のデータも併せて紹介させて頂きます。
ファミリー世帯のほうが貯金0円の割合が少ないものの、貯金100万円未満の割合は非常に多いですね。
平均値は1291万円、中央値は400万円です。
ちなみに我が家は2023年4月の資産額集計をしたところ3405万4063円であり、夫保有の資産(株式・投資信託・銀行預金)が別途ありますので~4000万円のところになると思います。
何気に上位ですね(笑)。
独身の借金をしている理由が残念すぎる
調査データを眺めていたら、とても衝撃的なデータを見つけてしまいました。
独身の借入金のある世帯の割合は15.3%。
つまり独身で借金のある人の割合は15.3%・・・10人に1人以上の割合で貯金0どころか借金があるという事がわかります。
もちろん、すべてが悪い借金ではありません。
下記のような理由であれば問題ないです。
・金利が低い事や控除を目的に住宅ローンを借りている
・十分な貯金を持っていて資産運用しながら、金利の低い自動車ローンを借りている
・まだ20代で奨学金返済中である
・事業目的でお金を借りている
残念ながらこれはほんの一部のようで、借金をしている理由は下記の通りです。
日常の生活資金・・・44.8%
自動車・家具・家電などの購入資金・・・13.4%
旅行・レジャーの資金・・・10.5%
住宅資金・・・10.2%
なんと1位が日常の生活資金なのです。
そして娯楽の為に借金している人までいるのです。
まさにカイジや闇金ウシジマくんまでと言わなくても、日常の生活資金を借金して自転車操業状態である人が非常に多いのです。
私の友人や家族にはそのような人はいませんが、元同僚や私にたかろうと近づいてきた人にはこのような人はかなりいました。
油断すると身近にいるものです。
借金問題につながる理由とは
家庭や生い立ちの事情で仕事が選べず生活がままならない・・・という人は別として(おそらくそのようは人はこの調査の回答もままならないと思いますのでいない可能性が高いです)、借金してしまう理由は様々だと思います。
でも根本的な原因としては【お金の知識がない事】【何とかなると甘えた考えかた】であるのではないでしょうか。
実際にいざとなったら生活保護を受給すればよいからと年金をおさめない人もいますし、車や住宅のローン審査が通る事をステータスのように自慢している人もいます。
日本の金融教育を早急に拡張し、日本人全体のマネーリテラシーを高めていく必要がありそうです。
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